イタリアの首都ローマにある諸聖人の聖公会を訪れたローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(2017年2月26日撮影)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【3月10日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は、9日に発行された独誌とのインタビューで、既婚男性を聖職者に任命することを検討する可能性に言及した。聖職者が不足している遠隔地での任務が考えられるという。 フランシスコ法王は独週刊紙ディー・ツァイト(Die Zeit)に対し、カトリック教会の活動に既に関与している年配の既婚男性に言及。司祭や助祭などへの叙階が可能かどうか検討する必要があると指摘した上で、「たとえば遠隔地で、どのような任務を担えるか決めなければならない」と述べた。 カトリック教会では各地で聖職者が不足しており、教会内部からは、聖職者になるための新しいルートを設けるべきだとの意見