パリ市内で行われた同性婚反対派のデモに、旗を持って参加するカトリック教会の神父(2013年5月5日撮影、資料写真)。(c) LOIC VENANCE / AFP 【2月17日 AFP】カトリック教会の聖職者階層に同性愛がかなり広がっており、このことが「あらゆる側面から教会をゆがめている」と論じる新刊書が、近く発売される。 フランス人社会学者フレデリック・マルテル(Frederic Martel)氏は570ページの新著「In the Closet of the Vatican(同性愛を隠すバチカン)」で、カトリックの聖職者5人のうち4人は同性愛者だと指摘している。同氏は4年かけて1500人を超える神父や司教、枢機卿への聞き取り調査を実施。非常に多くの聖職者が「二重生活」を隠している反動で、教会は「恥でゆがんだ」状態となり、不祥事を隠蔽(いんぺい)する行動様式から抜け出せなくなっていると述べた
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