ニュージーランドの首都ウェリントンにある国会で発言するジャシンダ・アーダーン首相(2019年3月19日撮影)。(c)Dave Lintott / AFP 【3月19日 AFP】ニュージーランドの南島クライストチャーチ(Christchurch)のモスク(イスラム礼拝所)2か所でオーストラリア人の男(28)が銃を乱射し50人を殺害した事件を受けて、ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は19日の国会で、犯行の目的には容疑者の男が悪名をとどろかせようとしたこともあったと指摘し、その望みをかなえさせないために今後一切この男の名前を口にしないと述べた。 イスラム教徒に向けてアラビア語で「アッサラーム・アライクム(あなたの上に平安を)」と呼び掛けたアーダーン首相は、悲しみに暮れる国民に「男はニュージーランドの法律の最大限の力に向かい合うことになる」と約束した。 アーダーン首相は「