2021年8月30日のブックマーク (6件)

  • サイモン・レン=ルイス「サド・ポピュリズム」(2021年8月21日)

    [Simon Wren-Lewis, “Sado-populism,” Mainly Macro, August 21, 2021] 「サド・ポピュリズム」は,ティモシー・スナイダー(イェール大学歴史学教授)の用語だ.2017年に公開された連続ミニ講義の第4回で用いられた.おそらくこの講義はトランプ当選に触発されている.最近になって,The New European の  Alastair Campbell によって,この用語はイギリスで広まってきている.彼は,「サド・ポピュリズム」を EU離脱とジョンソンに当てはめている.この記事では,金権政治ポピュリズムに関する私じしんの議論にサド・ポピュリズムの概念を関連づけたい(金権政治ポピュリズムについては,たとえばここを参照). なにより些末な相違点は,用語法だ.スナイダーが語っているのは,寡頭政治の話であり,トランプ時代の合衆国がどんな寡頭政

    サイモン・レン=ルイス「サド・ポピュリズム」(2021年8月21日)
    ystt
    ystt 2021/08/30
  • ラジブ・カーン「ダン・アリエリーの終わり」(2021年8月17日)

    The End For Dan Ariely POSTED ON AUGUST 17, 2021 BY RAZIB KHAN 2000年代後半、ダン・アリエリーは巨大な存在だった。2008年の金融危機を受けて、異端派経済学と行動経済学が流行りだした時期だ。『予想通りの不合理:増補改定版』は非常に楽しく読ませてもらった。アリエリーは何年もメディアに引っ張りだこになっていたが、結局のところ行動経済学(“ナッジ”)の一時的流行は収まり、アリエリーもあまり耳にしなくなってしまった。 残念なことに、アリエリーが科学不正の中心にいるかもしれないことが判明した。私は、セクシー化した行動経済学に関心を払うのを止めてしまっている。再現性の危機がさらなる懐疑を招いていると思っているからだ。もっとも、他にも理由はあるだろうが。 関連エントリ: ・行動経済学者のように考える(歯科医版) ・心理学は経済学の役に立た

    ラジブ・カーン「ダン・アリエリーの終わり」(2021年8月17日)
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    ystt 2021/08/30
    “私は、セクシー化した行動経済学に関心を払うのを止めてしまっている。再現性の危機がさらなる懐疑を招いていると思っているからだ。”
  • 入管で警備員が収容者暴行「ふざけて」 被害男性「首絞められた」 | 毎日新聞

    不法滞在などの外国人を収容する東日入国管理センター(茨城県牛久市、略称・牛久入管)は29日、収容中の男性が業務委託先の民間会社の警備員から暴行を受け、全治2週間のけがをしたと発表した。警備員は入管に「ふざけてヘッドロックをした」と説明しているが、被害男性は「首を絞められた」と訴えているという。 牛久入管総務課によると、暴行は27日午後の「運動」の時間に発生した。サッカーボールの所在について、警備員と男性の間でトラブルに…

    入管で警備員が収容者暴行「ふざけて」 被害男性「首絞められた」 | 毎日新聞
    ystt
    ystt 2021/08/30
    “男性が首の痛みを訴えたが、「外見上はケガはない」として受診は認められなかった。翌28日に再び痛みを訴えたため、外部の病院で受診したところ、首の捻挫で全治2週間と診断された。” / 入管は人権蹂躙組織。
  • セーラム魔女裁判、有罪女性に恩赦へ 地元中学生の働き掛けで

    米マサチューセッツ州セーラムで行われたハロウィーンのイベントで仮装した参加者(2018年10月31日撮影)。(c)Joseph PREZIOSO / AFP 【8月25日 AFP】17世紀の米国で行われた「セーラム(Salem)魔女裁判」で有罪とされた女性が、地元の中学生の働き掛けで恩赦を与えられる見通しとなった。 植民地時代のマサチューセッツ(Massachusetts)では、魔女に対する集団パニックが起きていた。そうした中でエリザベス・ジョンソン・ジュニア(Elizabeth Johnson Jr.)さんは、1693年に死刑判決を言い渡された。執行を猶予され、1740年代に70代後半で亡くなったが、魔女として有罪判決を受けた他の人々と異なり、いまだに無罪とされていない。 セーラム近郊のノース・アンドオーバー・ミドルスクール(North Andover Middle School)8年生

    セーラム魔女裁判、有罪女性に恩赦へ 地元中学生の働き掛けで
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    ystt 2021/08/30
  • (成功した)民主主義は自らの支持を育む - himaginary’s diary

    というNBER論文をアセモグルらが上げている。原題は「(Successful) Democracies Breed Their Own Support」で、著者はDaron Acemoglu(MIT)、Nicolás Ajzenman(サンパウロ・スクール・オブ・エコノミクス)、Cevat Giray Aksoy(欧州復興開発銀行)、Martin Fiszbein(ボストン大)、Carlos A. Molina(MIT)。 以下はungated版の結論部の前半。 Many commentators view our age as the twilight of democracy (e.g., Deneen, 2019 and Mishra, 2017) and surveys reporting dwindling support for democratic institutions

    (成功した)民主主義は自らの支持を育む - himaginary’s diary
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    ystt 2021/08/30
    “本稿で我々は、民主主義への支持は、個々人が民主制度の下で過ごしてきた場合、特にそうした民主制度が経済成長、平和、政治的安定、公的サービスを提供してきた場合に顕著に高まる、ということを立証した。”
  • ワクチンは銀の弾丸ではない?・その2 - himaginary’s diary

    以前ここで取り上げたように、日のコロナ検査体制が他国と比較して十分かどうかが一つの議論の的になっているが、事情は米国でも同様らしく、MRブログのアレックス・タバロックが、独英加に比べると米国の検査体制は不十分だ、と嘆いている。ただし、日ではPCR検査の拡充の是非が一つの大きな争点になっているのに対し、タバロックは独英加で充実しているより安価で手軽な検査の拡充を求めている。 エントリでタバロックがリンクしているマイケル・ミナ(Michael Mina)*1の8/19ツイートでは、以下のようにワクチン頼みの対応の限界を指摘している。 US cases are reaching all-time highs Hospitalizations increasing fast Transmission continues in vaccinated, making vaccine “passpo

    ワクチンは銀の弾丸ではない?・その2 - himaginary’s diary
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    ystt 2021/08/30