「死ぬのが怖い」「戦争に加担したくない」 ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年。 いま、ロシア軍を離反したいというロシア兵の声が、フランスの人権団体のもとに連日のように寄せられている。 亡命に成功したロシアの元兵士たちが語ったのは、機能不全に陥って暴走を続けるロシア軍の驚くべき実態だった。 (NHKスペシャル「調査報告・ロシア軍~“プーチンの軍隊”で何が~」取材班) フランスに拠点を置く人権団体「グラーグネット」。いま、ロシア国外への脱出を望むロシア兵からの電話が相次いでいる。 指定された取材場所に向かうと、複数の警察官に迎えられた。 代表ウラジーミル・オセチキン氏は、ロシアの人権活動家だが、ロシア政府から反政府活動を行っているとして指名手配されている。命を狙われているため、24時間護衛がついている。 私たちは1時間に渡る綿密なボディーチェックを受け、ようやくオセチキン氏に会うことができ
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