1964年10月1日、東京駅を午前6時に出発した東海道新幹線の一番列車「ひかり1号」は、午前10時、定刻どおりに新大阪に到着した。「超特急、4時間で東京・新大阪を結ぶ」という大きなニュースだったが、今や、同区間は「のぞみ」で2時間半だ。「当時の気分を味わえないか」と考えていると、パソコンをいじっていた先輩が「いまは、こだま号で東京~新大阪が4時間だ。こだまに乗って、新大阪まで行ってきなよ」といいだした。 ※この記事は、JR東海の東海道新幹線開業50周年記念 「こだま☆楽旅(らくたび)IC早特」とのコラボ記事です。 ◆ ◇ ◆ 「こだま」は、東海道新幹線の各駅停車タイプの列車だ。時刻表を調べてみると、「のぞみ」「ひかり」に追い抜かれるため、「こだま」は多くの駅で数分間停車する。駅間の速度こそ昔の「ひかり」より速いのだが、この停車時間や駅前後の加減速に要する時間が、全体の所要時間を膨らませてい
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