米OracleのKspliceチームは9日、米Red HatがRed Hat Enterprise Linux(RHEL)でLinuxカーネルに加えた修正を個別に確認できるGitリポジトリを提供する「RedPatch」プロジェクトを公開した。 Red Hatは2010年11月に公開されたRHEL 6から、「競合への対処」を理由としてカーネルソースコードのリリース方針を変更した。以前はオリジナルのLinuxカーネルと変更点ごとに分割されたパッチがセットで配布されていたのだが、RHEL 6以降はパッチ適用済みソースコードのみが配布される形になり、個別のパッチについては公開されなくなった。この形式でのソースコード配布はGPL違反ではないが、個別の変更点が分かりにくくなるという問題があり、一部で批判の声が上がっていた。 RedPatchはこの問題の解決を狙うべく、OracleのKspliceチーム
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