第3四半期の世界スマートフォン出荷台数が、前年比で8%減少し、3億6000万台となったという。市場調査企業Strategy Analyticsが米国時間11月1日に明らかにした。スマートフォン出荷台数は、4四半期連続の減少となる。 Strategy Analyticsのディレクターを務めるLinda Sui氏によると、「スマートフォン市場は事実上後退期にある」という。「スマートフォン業界は通信キャリアの購入補助金の大幅な減少、買い替えサイクルの長期化、複数地域での在庫増加、刺激的なハードウェア設計のイノベーションの欠如を受け入れるのに苦労している」(Sui氏) IDCも米国時間11月2日、第3四半期の数字を発表したが、Strategy Analyticsの数字と概ね一致している。IDCは第3四半期の落ち込みの主な要因として、世界最大のスマートフォン市場である中国とサムスンを挙げた。IDCは