アメリカのCIA=中央情報局の元職員、エドワード・スノーデン容疑者が入手したアメリカの情報機関の内部資料をまとめたとされる本が、今月、出版されることになり、日本も通信傍受の対象になっていたことなどが書かれていて、今後、波紋を呼びそうです。 この本は、イギリスの新聞「ガーディアン」でスノーデン容疑者の告発を報じた、フリーのジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド氏が、スノーデン容疑者から提供を受けたという資料をまとめ、今月、出版するもので、日本では「暴露」というタイトルになっています。 それによりますと、スノーデン容疑者は平成21年から23年にかけてアメリカの大手パソコンメーカーの社員として日本国内に滞在し、アメリカのNSA=国家安全保障局の情報活動に当たっていたものの、NSAの活動に疑問を感じ、自分がアクセスできる資料をひそかにダウンロードしていたということです。 このうち、平成22年9月