後藤和智氏が野田正彰氏の若者に対する見解を批判している記事俗流若者論ケースファイル61・野田正彰: 新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~を読んだのだが、少し割り切れないものを感じたのでメモを書いておく。 社会学者による「最近の若者」論 最近、北田暁大、鈴木謙介、浅野智彦*1の著書を読んでいて気づいたのだが、三者とも若者の現状を分析する上で取り上げている、ある本がある。 それは社会学者土井隆義の『「個性」を煽られる子供たち』である。僕自身はこの本をいま注文しているところでまだ読んではいないのだが、「最近の若者」についての信頼の置ける社会学的分析として評価されているようである。 北田の『嗤う日本の「ナショナリズム」』では土井を引用しつつ以下のように書かれている。 こうした窪塚的な「思想」を、どこまで一般的なものとして捉えることができるかは、もちろん議論の余地がある。しかし、各種のデータ
![若者の状況に関する言説として興味深いもののピックアップ、あるいは、ポスト団塊ジュニア世代の抱える問題 - mushimoriのノート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/72e7999d8c387f8ece793ff5848ef9c216b5d418/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51RDqmmaRvL._SL160_.jpg)