事故物件情報、「無いなら集めよう」 削除要求こそ、しっかり対応 「今さらやめられない」 神奈川県座間市のアパート室内で9人の遺体が見つかった事件。発覚直後、事故物件を集めたサイト「大島てる」に事件の書き込みがされ、注目を集めました。サイトは2005年に開設され4万件の情報が閲覧できます。サイト運営の代表を務める大島てるさん(39)は「不動産関係の仕事を始めた17年前、事故物件のような情報は誰に聞いても分からなかった」。そこから独自に情報を集め、いまや日本を代表する事故物件サイトになっています。座間の書き込みも修正するなど「放置しない」運営の仕組み、本当に届けたい「事故物件投稿」について聞きました。 事故物件情報、「無いなら集めよう」 「大島てる」は都内でビルの管理業を営んでいた大島さんの祖母の名前です。「サイト運営を始めた時に、業界では祖母の名前がいくらか認知されていたので」。大学在学中に