国内の小売業界で単一のチェーンが3兆円を超えるのは初めて。1月28日に3兆円に達し、2月期の全店売上高は前期比で約10%伸びて3兆2490億円に達する見通しだ。 東日本大震災などを背景に、コンビニで日用品や総菜などを買う消費者が増え、客層が主婦や高齢者にも広がった。 11年3~11月期決算によると、国内のセブン―イレブン1店舗の1日あたり平均売上高は、前年同期に比べ4万5000円高い67万5000円、平均来店客数は30人増の1081人だった。売り上げが伸びているため、12年度は、過去最高の1350店を新たに出店する計画だ。