教科書会社12社と日立ソリューションズは2013年9月5日、デジタル教科書に関するコンソーシアム「CoNETS(コネッツ)」を発足した。デジタル教科書を配信・運用するためのシステム基盤(プラットフォーム)を構築。デジタル教科書の操作性の統一、複数OSへの対応などを目指す。具体的には、デジタル教科書用の共通の閲覧ソフトなどを共同で開発する。各教科書会社が、この閲覧ソフトに対応したデジタル教科書を制作。2015年4月から、順次リリースする。 CoNETSに参加する教科書会社は、大日本図書、実教出版、開隆堂出版、三省堂、教育芸術社、光村図書出版、帝国書院、大修館書店、新興出版社啓林館、山川出版社、数研出版、日本文教出版。ソフトウエアやシステムの開発を、日立ソリューションズが手掛ける。CoNETSの代表は、光村図書出版の常田寛社長が務める。 電子黒板などの普及により、教育現場では教員用のデジタル教