ドリコムは3月21日、楽天と資本・業務提携すると発表した。楽天はドリコムが実施する第三者割当増資を引き受け、ドリコム発行済み株式の20%を保有する第2位株主になる。楽天グループのサービス上で、ドリコムが持つ行動ターゲティング広告技術の事業化を目指す。 4月18日払い込みで総額9億415万円の第三者割当増資を実施し、楽天が全額引き受ける。1株当たり発行額16万9000円は、3月19日の東証マザーズ終値。増資後、楽天は内藤裕紀社長に次ぐ第2位株主になる。楽天はドリコムに取締役1人を派遣する。 ドリコムは、調達した資金のうち約1~2億円を行動ターゲティング広告のサービス立ち上げに、約6~7億円を借入金の返済に充てる計画。 両社はこれまでに行動ターゲティング広告の共同実験を展開しており、今後は楽天のサービス上での事業化を図るほか、楽天の海外展開での活用や他の分野での連携なども順次検討するとしている
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