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マクロ経済学に関するyu-kobaのブックマーク (12)

  • 松尾匡のマクロ経済学観 - Economics Lovers Live

    松尾さんの最新エッセイをぼーと見てたら気になることがかいてあった。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay_91231.html 現代的なケインズ理論は、価格や賃金が伸縮的だということを出発点にして話を組み立てています。 これって実は十年位前には常識的でなかったんですね。いまでもそうかも。 従来の常識では、ケインジアンってのは、市場メカニズムは不完全で価格も賃金も動きにくい、だから供給過剰になっても自動解消できないから、政府が公共事業とかやって総需要を増やしてやって均衡させるって考え方とされてきました。それに対して、新しい古典派は、規制緩和とかして価格や賃金がスムーズに動くようにすれば、市場メカニズムはうまく働いて自動調和するんだって批判したわけです。 特に1970年代のスタグフレーション(不況下のインフレ)をケインジアンはうまく解けなかった。それを新しい古典派

    松尾匡のマクロ経済学観 - Economics Lovers Live
  • マッカラム著「マネタリズムの経済学」 - Irregular Economist ~hicksianの経済学学習帳~

    ●Robert Skidelsky, “In Regulation We Trust?”(Project Syndicate, December 21, 2009) 来年度より、イギリス上院(House of Lords;貴族院)の全議員―私もその一員であるが―は、「女王に対する忠誠の宣誓」の場において、誠実性(honesty)と高潔性(integrity)を遵守する旨を書面上で誓約するよう要請されることになる。誠実と高潔とはこれまた結構な原則ではないか、と思われるかもしれない。しかし、つい最近まで、上院議員というのは、下院に対してアドバイスを与える役割を担うにふさわしいだけの(いちいち書面上で誓約する必要がないほど)十分な誠実性と高潔性を備えた人間であると見なされていたのである。上院議員は、その地位にふさわしい行為規範(codes of honor)を内面化している人々の集団から任命され

    マッカラム著「マネタリズムの経済学」 - Irregular Economist ~hicksianの経済学学習帳~
  • 徒然なる数学な日々 at FC2 - FC2 BLOG パスワード認証

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  • クルーグマン:カーター政権の思い出 : - P.E.S.

    えーと、お久しぶりです。それからもしかしてアシモフの翻訳を期待してられる人がいらっしゃるのでしたら、すいません。そのうちにまた再開させていただきます。 で、今回なんですが、久々のクルーグマンのブログの翻訳です。いまクルーグマンは休暇中でブログポストもペースが落ちているんですが、19日のポストで70年代末のマクロ経済学の変化について思い出話を書いてまして、その中のロバート・バローのエピソードに個人的な理由から笑ってしまったので、これを訳す事にしました。ま、前置きはこれくらいで、訳文は続きを読むの下です。 (コメントにありますように、himaginaryさんのご指摘にあわせて訳を変更しました。) カーター政権の思い出 ポール・クルーグマン 2009年9月19日 ジョン・アップダイクの小説のひとつに、フォード政権の思い出*1と題されたものがある。言うまでもなく、ジェラルド・フォード*2についての

    クルーグマン:カーター政権の思い出 : - P.E.S.
  • 流動性の罠 - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜

    前回のエントリーつながりで。マンキュー『マクロ経済学 第5版』から「流動性の罠」とのタイトルがついているコラムを抜き出して訳してみました。クルーグマンの1998年論文への注記はこのコラムに対して付せられたものです。 The Liquidity Trap In Japan in the 1990s and the United States in the 1930s, interest rates reached very low levels. As Table 11-2 shows, U.S. interest rates were well under 1 percent throughout the second half of the 1930s. The same was true in Japan during the second half of the 1990s. In

    流動性の罠 - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜
  • クイギン「はい、リアル・ビジネス・サイクル理論も論破」 - himaginary’s diary

    豪州の経済学者ジョン・クイギンの「論破された/時代遅れになったドクトリン(Refuted economic doctrines)」シリーズの9目が出た(自身のブログエントリはこちらで、集団ブログCrooked Timberの同内容のエントリはこちら。ちなみに、前回(8目)のテーマは、ブライアン・キャプランとの賭けに発展した柔軟な労働市場の優位性)。 今回槍玉に上がったのはリアル・ビジネス・サイクル(RBC)理論。なお、彼は7目でニューケインジアンを批判対象にしている(ブログではここで紹介)。 今回の内容をざっとまとめると以下の通り。 RBCは80年代に新しい古典派経済学の変異体として誕生した。それは理論面と技術面で大きな革新をもたらした。 理論面での特徴は、新しい古典派が完全雇用の状態を経済の均衡状態と見なして外生的ショックがあってもそこに戻ると考えたのに対し、RBCはショックによ

    クイギン「はい、リアル・ビジネス・サイクル理論も論破」 - himaginary’s diary
  • カナダからのブログ・自然利子率がマイナスになるとき - himaginary’s diary

    Worthwhile Canadian Initiativeというカナダのブログについてはブログでもこれまで何回か紹介してきたが、その執筆者の一人であるNick Roweが、少し前に、流動性の罠やマイナス金利に関係した一連の考察を書いていた。 5/2:Why an excess demand for money matters so much 5/7:A modest proposal for paying negative interest on currency (or something) 5/14:Could the natural rate of interest really be negative? 5/19:Imagine there's no money.... 5/23:The IS curve これらのコメント欄にはスコット・サムナーやリー・コールドウェルといったブ

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  • マクロ経済学にミクロの基礎付けが必要なんて誰が言った? - himaginary’s diary

    Freakomonicsのスティーブン・レヴィットがマクロ経済学について書いている。内容的にはつとに耳にする話であるが、よくまとまっているので以下に紹介する。 In a reasonably interesting Guardian article, Larry Elliott argues that the macroeconomists of yesteryear were superstars, but the current crop have lost sight of what macroeconomics is supposed to be about: describing the macroeconomy, not writing down fancy mathematical models. (ガーディアン紙の比較的面白い記事で、ラリー・エリオットが、かつてのマクロ経済

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    yu-koba
    yu-koba 2009/06/09
    ミクロ的基礎付け
  • 賃金カットは総需要を減らすか? - himaginary’s diary

    クルーグマンが5/4のop-ed(邦訳はこちら)で、賃金の下落傾向と、それによる物価下落への懸念を表明した。それに対し、Econlogのブライアン・キャプランとデビッド・ヘンダーソンが、相次いで批判エントリを書いた。 5/7エントリでキャプランは、賃金が減少すれば総需要が減少する、という点に関して以下の2点を指摘する。 賃金が下落すれば、労働への需要が増加する。労働需要の弾力性が高ければ、全体の労働収入はむしろ増加する*1。 労働需要の弾力性が低い場合でも、労働者の賃金が減少した分、雇用者の所得が増える。雇用者がその分を貯蓄に回さない限り、やはり総需要は増加する*2。 さらにキャプランは、以下の疑問を投げ掛ける。 賃金下落は過剰債務の問題を悪化させるとクルーグマンは言うが、賃金の硬直性によって生じる失業は問題ないと言うのか? 賃金下落が消費者にさらなる賃金下落を予想させ、実質金利の上昇を招

    賃金カットは総需要を減らすか? - himaginary’s diary
  • 学界の最先端の金融経済学がほとんど使い物にならんという不幸 - himaginary’s diary

    一昨日のエントリで概要の紹介だけに留めたBuiterの中銀のエコノミストに対する評価だが、やはり面白いので該当の段落とその拙訳を紹介しておく*1。 The Monetary Policy Committee of the Bank of England I was privileged to be a ‘founder’ external member of during the years 1997-2000 contained, like its successor vintages of external and executive members, quite a strong representation of academic economists and other professional economists with serious technical training

    学界の最先端の金融経済学がほとんど使い物にならんという不幸 - himaginary’s diary
  • マンキュー:ケインズならどうしていただろうか? - P.E.S.

    マンキューのニューヨークタイムズへの寄稿です。彼のブログで書いてた連銀によるターゲットとかも含めて、まあ色々語っていてはいますが、結局なにか内容のあるものじゃないです。まあ、クルーグマン等、財政支出増へ向けて勢いづく左派へ、右派から嫌味の一つも言ってやりたい、あっ、でも俺って結構穏健ないい人のイメージで売ってるからニューヨークタイムズであんまり露骨な事も書けないし、だからまあ抑えた思慮深い感じでいってみるか、みたいな文章です。 ケインズならどうしていただろうか?  グレゴリー・マンキュー 2008年11月28日 経済が直面する問題を理解する為にすべての経済学者の中から一人だけ選べということになるなら、まず間違いなくその経済学者はジョン・メイナード・ケインズになるでしょう。ケインズは50年以上も前に亡くなっていますが、不況と恐慌に関する彼の診断は現在のマクロ経済学の基礎となっています。彼の洞

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