古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。 TwitterID @seibou_udoku 週末、ヴィスコンティの「山猫」をDVDで観直していた。 "憂愁書架"氏のブログで、イタリア語の原書から最近翻訳された岩波文庫「山猫」(トマージ・ディ・ランペドゥーサ 作:小林惺訳)の紹介文を読んで、「山猫」の主人公サリーナ公爵がシシリーの大領主であるとともに、国際天文学会でソルボンヌ大学から銀メダルを授与されるくらいの高名な天文学者という設定を知ったからだ。 「映画で主人公、そんな設定になっていたっけ?」 映画を観たのは数十年前である。そんな記憶はまったくない。 レンタルビデオ屋で「山猫」を探して見るがレンタルリストに無し。 まずは岩波文庫の「山猫」を手に入れ読んでみる。 "確かにサリーナ公爵は天文学者だ" ~平静な気持を取り戻した二人は、外国の天文台の一つ、アルチュートリ天文台(ト