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2019年9月20日のブックマーク (1件)

  • オーラルヒストリー・三輪祐児 父と原発の記憶 | 彩流社

    第4回 小さな集落の大庄屋 木村英昭 三輪祐児は、電通に勤めていた父の正巳(まさみ)が反原発運動つぶしに関与していたのではないかという強い疑いを持った。このことはプロローグで書いた。今回から編に入る。三輪の記憶を頼りに、正巳の生い立ちをたどりながら、正巳が信じた〈正義のカタチ〉を読み解いていく。 * 正巳は1925年5月28日、鳥取県南西部にある、山あいの集落、黒坂村(現在の日野町)(*1)で生まれた。岡山県倉敷市と山陰地方の商都・鳥取県米子市を結ぶ伯備線沿いにあり、鳥取県内最大の河川、日野川(全長77キロ)の中流域の左岸に位置する集落だった。旧黒坂村にあたる地域には現在、429世帯・975人(*2)。最盛期の1950年には3578人が暮らした(*)。『角川地名大辞典』によれば、黒坂という地名は「周囲に9つの坂道がありこれを九路坂と称したことにちなむ」そうだ。その名の通り、今も周囲を山々

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    yu-koba 2019/09/20