カテゴリー:製品戦略、経営戦略 サービス・ドミナント・ロジック (Service Dominant Logic SDL) サービス・ドミナント・ロジックとは、「モノかサービスか」を区別する二分法から出発するのではなく、「モノもサービスも」包括的に捉え、企業がいかにして顧客と共に価値を創造できるかという「価値共創」の視点からマーケティングの論理を構築する考え方のこと。 優れた製品やサービスを創り、販売するという交換価値(value in exchange)に注目するのではなく、製品やサービスを顧客が使用する段階における使用価値(value in use)に注目する必要がある。 現在のマーケティングにおいては、品質や機能の良いものは(高くても)売れるという、製品中心のグッズ・ドミナント・ロジック(GDL)が主流である。 製品中心主義において、顧客は製品やサービスを「購入する者」として捉えられて