こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 全国の城や史跡をぶらり旅する「夢中図書館 いざ城ぶら!」。現在、家康を辿る城旅を展開中…。 今日の夢中は、家康が再起を誓った「大樹寺」!"厭離穢土、欣求浄土"の教えと松平家代々の墓と…です。 ■家康を辿る物語 今川義元死す…。衝撃の報が届いたとき、松平元康(家康)は大高城にいました。 そこは、尾張国知多にある小城…。このままでは織田軍に吞み込まれる…。 元康は、夜になって大高城から撤退することを決断。故郷の三河岡崎に向かいます。 逃げ込んだ先は、松平氏の菩提寺・大樹寺でした。伝承では、元康の側にいたのは近臣18人のみだったといいます。 進退窮まった元康は、先祖代々の墓前で自害することを決心します。 しかしこのとき、大樹寺住職・登誉(とうよ)上人が元康に語りかけました。 「戦国の世は、武士が自分の欲のために戦い、国土が穢れている。その穢
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