今回は日本統治時代の建物である「旧台南知事官邸」を紹介したいと思います。昭和天皇が皇太子時代に台南に御行啓された際の宿泊場所ですので、日本統治時代にはかなり重要な場所であったこと間違いないと思います。また台湾ではあまり見ない外観です。また台南の史跡では珍しく國立成功大学方面にあり、近くには旧臺南廳長官邸もあります。 「旧台南知事官邸」の詳細は以下の通りです。 旧台南知事官邸基本情報 史跡名:旧台南知事官邸 住所:台南市東區衛民街1號 開館時間:現在(20年9月時点)は臨時休業になっています。 *市古跡 地図: グーグルストリートビュー 旧台南県知事官邸の歴史 1900年(明治33年) 建設 1920年(大正9年) 行政区画再改編により台南州が誕生。再度知事官邸として初代州知事の枝徳二が居住。 1923年(大正12年)4月20日 裕仁親王(後の昭和天皇)、伏見宮博義王が一夜を過ごす。 建築様