古今東西様々なギャルゲー(以下、ゲーム)が溢れている中、未だにユーザは飽きを見せないように思える。(ユーザといっても、つい最近始めた人や昔から遊んでいる人もいるので、一人一人の「飽きる・飽きない」の話をしたいわけではないです。念のため)この場合で言う「飽き」というのは、アイデアの枯渇だ。年間何本出ているかは知らないが大量であると言うことは分かる。こんなに大量にゲームを販売して、アイデアは枯渇しないものなのだろうか。 私は枯渇しない理由を、要素の切り貼りと非現実的要素の割合にあると考える。要素の切り貼りゲーム中の要素にはヒロイン、主人公の周辺状況などがそれにあたる。例えばヒロインには属性と言うものが付加されていて、それはヒロイン自身を色づける重要な役割を持つ。つまりは「性格」であるともいえるだろう。だから舞台や周辺設定が似通っていても、キャラの「性格」が異なるので、そのゲームは別物として扱わ