●詩集出版「今を大切に生きて」 「つまずいたって 転んだって 立ち上がれば済むこと 笑われたって こけにされたって 笑い飛ばせば平気なこと すべては考え方なんだ」 伊勢市浦口1丁目の専門学校生山添佳澄さん(18)が1日、「佳澄」というペンネームで、初めての詩集「あなたはあなたのままで」(文芸社)を出版した。 詩を書き始めたきっかけは小学2年の時、母の敬子さん(45)と寝る前に始めた「俳句ごっこ」。言葉遊びが好きになった佳澄さんは、小学6年の秋ごろから、つらい時、落ち込んだ時、悲しい時など、ふとした瞬間にわき出てくる言葉をメモに書き留め、詩にしてきた。 「自分自身への励ましのメッセージにもなり、悩んでいる自分に道しるべのようにあかりをともしてくれた」と佳澄さん。中学3年の時には、約50編の詩をまとめた小冊子「しあわせの時間」を印刷し、友人らに配ったところ、「励まされた」「自分に自信が