そもそも表現というのは,全部タイムトラベルなんですよ――「タイムトラベラーズ」の原点は,「時をかける少女」にあり!? 大林宣彦監督の思想にイシイジロウ氏が迫る 編集部:TeT カメラマン:増田雄介 12345→ レベルファイブが発売中の「タイムトラベラーズ」(PlayStation Vita / ニンテンドー3DS / PSP)は,タイムトラベルというモチーフを,ストーリーの中だけでなく,ゲームシステムそのものにも組み込んだSFアドベンチャーゲームである。 物語では2031年4月の東京を舞台に,謎のテロリスト「スケルトン」が目論む東京の消滅を,5人の主人公がいかにして阻止していくのかが,それぞれの視点を通じて描かれている。そしてこの物語において最も大きな鍵となるのは,新道みことという高校3年生の少女である。 高校生の少女が物語の鍵を握るタイムトラベル作品というと,多くの人が筒井康隆氏の小説
古来、まだオタクという言葉がない時代のオタク的存在といえばSFマニアのことを指していたはずでした。 ゴジラを嚆矢とする怪獣映画にはじまり、ウルトラマンなど特撮といえばSFの代名詞でしたし 黎明期の国産アニメも鉄腕アトム、鉄人28号、サイボーグ009とSFが主流でした。 少年雑誌を開けば、未来の町や兵器が小松崎茂のカラーイラストで好評を博していた時代もありました。 また原作なしのオリジナルアニメに限っていえば、まだSFは根強いし、なによりガンダムがあります。 ところが翻ってライトノベルというジャンルに限っていうと、どうもファンタジーか日常系が主流です。 多少のSF要素、藤子F先生の提唱していたSF(少し不思議)は散見でしますが 本格的なSF作品やスペースオペラ的なものというのは希少種とさえいえます。 たしかに『ロードス島戦記』から始まるライトノベルではファンタジーが本流といえるでしょうが そ
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