2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事に、04年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治選手(39)が就任する見通しになった。室伏選手は12年ロンドン五輪で銅メダル。同五輪中に国際オリンピック委員会選手委員選挙に立候補したが、選挙違反があったとして当選が無効になった。17日の同組織委評議員会で正式に決まる。 同組織委の理事にはこのほか、選手出身者で、1976年モントリオール五輪バレーボール金メダルの荒木田裕子・日本オリンピック委員会理事(60)、柔道でアテネ、北京両五輪を連覇した谷本歩実さん(32)、ロンドン五輪体操代表の田中理恵さん(26)、競泳でパラリンピック4大会に出場して金メダル15個の成田真由美さん(43)の起用も固まっている。