今週のお題「思い出の先生」。 大学時代の恩師は、口癖で「お金で解決できることはお金で解決するのも手だよ」と言う人で、電車やバスを乗り継ぐ必要がある時はタクシーを使いたがるし、何箇所も書籍をコピーする必要がある時はその本を購入する人です。 ノイズが増えることでチャンスを見逃すのを嫌っていて、私は恩師から将棋の格言「ヘボ将棋玉より飛車を可愛がる」を習った気がします。飛車が強力な駒であっても、これを気にしすぎて玉が取られては勝負が終わってしまう、というものですね。 目先の損得に囚われて大事な本質を失ってしまいかねないのは、どの場面だってあることです。一言で言うなら本末転倒。 ...まぁ正直、バイトしないと立ち行かない貧乏学生の身からすれば「究極的なシンプルはお金をかけないと追求できないよねぇ」という僻みばかりでしたけど。 いくら新幹線の方が早く地元に帰ることができても、先立つものがなければ18切