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  • 雅俗混交(がぞくこんこう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は雅俗混交(がぞくこんこう)です。 上品で雅なことと下品で卑俗なものが混ざっていること。 使いどころがあるかな?こんなことある? 芸術とか文学になら使えるんじゃないでしょうか。 そっくりの言葉で雅俗折衷(がぞくせっちゅう)と言う文学用語があります、文語体と口語体が混ざった、文体で、井原西鶴などがさきがけで、明治時代に発達したんですが、この雅俗混交(がぞくこんこう)と雅俗折衷(がぞくせっちゅう)を類義語としている資料もけっこう有ります。 混交は、ごちゃ混ぜ、折衷は異なったものの、良いところを上手くひとつにまとめること、だから、似て無い気もするな。 かえるさんもそう思うんですよね、混交と折衷はいくらなんでも違いすぎますよね。 じゃあ、ちがうのかな。 でも、人は折衷と思っても、他者からは混交に見えることはありえますよね。 だとしたら同じ対象に両方使えるのか。 これはもう、好みの問題だと思う

    雅俗混交(がぞくこんこう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/30
    あ、わたしけっこう雅俗混淆してるという自覚があります…笑。まぁそれもまた個性ってことでお願いします笑!
  • 含哺鼓腹(がんぽこふく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は含哺鼓腹(がんぽこふく)です。 人々が平和で豊かな世の中を楽しむこと、です。 おおー、そうなるといいですな。 でも、そんな世の中来るのかな。 それは考えようですね、衣住が満ちれば後は気の持ちようが大きいでしょうね。とっくに来ているとも言えますね。 まあ、昔より豊かなのは間違いないけど。 どうしても他者と比べてしまう世の中だから、満足しにくいのかもしれませんね。 所で、言葉とか漢字の意味は? 含哺は、べ物を口に入れることで、鼓腹は腹鼓(はらつづみ)を打つことです。 おなか一杯べて満足。ってことか、昔はそれで平和で充分満足と言う言葉にして違和感無かったってことだ。 やっぱり幸せになっているのかな? なっていると考えた方がトクじゃありません? そう言えば「はらづつみ」とも言うよね。 言う人もいますが、間違いです。 あ、間違いなんだ。でも腹鼓って打たないよね、おなか一杯になった時に叩い

    含哺鼓腹(がんぽこふく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/24
    含哺鼓腹なわが国なんだろうけど、それでもいろいろ問題ありますからねぇ…むずかしいですけど、それでもご飯を食べられる幸せはかみしめていたいですね。
  • 秉燭夜遊(へいしょくやゆう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は秉燭夜遊(へいしょくやゆう)です。 人生は短いのだから、夜も明かりをつけて遊びましょう、と言うことです。 名言だ!!いにしえの賢人の言葉が心にしみる!! 李白ですよ、素晴しい詩人ですけど、言っていることは、楽しい時は短いから、夜更かしして遊ぼうって言っているだけですから。 かえるさんは、その楽しい中にある人生の、はかなさが判って無いなぁ、文学の心が無いよ、人の気持ちをストレートに言い表していることで、人生の、はかなさと、楽しさのコントラストが良く出ているでしょ、そこに深い共感が生まれるのよ。 ただ、遊びたい!って言ってるんじゃないの!! で、そっくりの言葉が「文選」にも出ています。何不燭夜遊、って書かれています、ですから、この「文選」を出典にしている資料もあります。まあ同じ意味ですからね。 李白の詩には、古人秉燭夜遊となっています。 かえるさん、にわとりさんの深い解説聞いてた? ああ

    秉燭夜遊(へいしょくやゆう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/20
    まぁとにかくなんでもいいから遊ぼうぜ!!
  • 格調高雅(かくちょうこうが) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は格調高雅(かくちょうこうが)です。 文章や詩の品格、調子が素晴しいこと、です。 正直、一生使わないかな。 文章がらみの褒め言葉なんだね。「格調高い」とか言うことあるけど、この言葉は文章とか詩、歌なんかに限られるんだ。 「格調」は、元々、文章や詩、歌、演説などの構成や表現の素晴しさを意味してます。 え!マジで!!間違って使ってた!!格調高いタンスとか。 今では、それも間違いではありません。大丈夫です。芸術的なもの、高尚なものには使って大丈夫ですよ。 でも、どっちにしても格調高いものを目にすることはあまり無いな。 出典はわかりません。

    格調高雅(かくちょうこうが) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/17
    格調はたまに見受けることばですが、そもそも「雅」が使わないですね。というか雅をかんじられるものがもう少なくなっているのかもしれませんね。「ガチで雅致」とかつかいたいんですけどね…
  • 三日天下(みっかてんか) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は三日天下(みっかてんか)です。 短い間だけ権力を持つこと、です。 三日じゃなくていいんだ。 三日坊主とかと同じで、この言葉の「三日」は短い間を指します。 「三日天下(みっかてんか)」と言えば、戦国時代の明智光秀だよね。 そうですね、明智光秀のお話が「三日天下」の故事ですね。 短い天下って他になんかある? 中国の明王朝と清王朝の間の李自成(りじせい)「順王朝」が40日で滅びました。 そんなんあるんだ、明の次は清だと思ってた。 明王朝を北京から追い出したのは清じゃなくて、李自成なんですよ。まあ、40日で追い出されましたけどね。 それも、三日天下(みっかてんか)だ。 まあ、三日天下(みっかてんか)ですね。 日の総理大臣、宇野宗佑さんは?任期69日じゃん。 微妙なところきますね、でも宇野さんは短さは4位ですよ、一番短いのは東久邇宮稔彦王で54日です。 戦後の処理のために皇室の方がなったんだ

    三日天下(みっかてんか) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/10
    三日でも天下とれたら千載青史に列することができて、その高名で禄を盗むこともできるかもしれないので、やっぱ三日でもすごい。
  • 再拝稽首(さいはいけいしゅ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は再拝稽首(さいはいけいしゅ)です。 深く丁寧に頭を下げること、手紙の最後に書いて敬意を表す言葉、です。 お、手紙の最後に書くシリーズだな。「ていねいに頭を下げる」と言う意味で、普通に言葉としても使えるんだね。 「再拝」は、再び拝(おが)む、だから二回頭を下げる、ってことかな。 そうです、そして手紙の最後に書いて敬意を示す意味もあります。 「稽首」は? 頭を地に着けること、そして手紙の最後に書いて敬意を示す意味もあります。 なんだ、ほとんど同じだな。「稽」って言う字は「稽古」なんかに使うよね。どんな意味なの? とどまる、考える、と言うような意味があります。 首を地にとどめるから「稽首」か。「稽古」は? 古(いにしえ)を稽(かんが)える。と言うことです。まあ練習すると言う意味になると思います。 へー。 出典はわかりません。

    再拝稽首(さいはいけいしゅ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/09
    「稽」の字についてちゃんと稽えたことなかったなー。
  • 温文爾雅(おんぶんじが) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は温文爾雅(おんぶんじが)です。 心穏やかで礼儀正しいこと、です。 礼儀って言うと、最近は何でも「お」を付けすぎだと思うのよ。 いや、言葉としてはギリOKでも、政治家の「お訴えさせて頂きたい」って言うのは何とかならんのかね。 丁寧な言葉はすぐ浸透してみんなで使う、使うから使い古された感じになる、だから、更にていねいに、と言う流れなんですね。まあ、仕方ないです。 そうは言っても、ていねいさも大切ですから。 そしてこの温文爾雅(おんぶんじが)のように、穏やかな人柄も大切では無いでしょうか。 それだ!取り繕った感じの、ていねいさじゃなくて、それが欲しかったんだよ、それあっての礼儀正しさだと思うのよ! そうですね、逆に心がこもっていても、雑な態度は良くないですよね。 そう思うと、すべて揃って価値がある、って考えも大切だな。 心だけでも、形だけでも伝わらないですからねぇ。 出典はわかりません。

    温文爾雅(おんぶんじが) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2018/01/05
    あと、礼儀正しくてもすっごい強気でくる人は苦手です。慇懃無礼感がとてつもない。穏やかさは大事ですね~。
  • 進退両難(しんたいりょうなん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は進退両難(しんたいりょうなん)です。 進むのも退くのも困難な状態、どうしようもない状態。 ありますな進退両難(しんたいりょうなん)。そういうことあります。 まあ、当に出来ないなら、騒いでも仕方ないですからね。 かえるさんは諦めないで考える、とか言うかと思った。 だって、当たり前でしょ、それでも出来ないから進退両難って言っているんですから。考える前に進退両難はないでしょ。 そういう意味では「進退両難(しんたいりょうなん)」って、現実じゃなくて精神的な問題である時もあると思うんですよね。 とは言え、実際には諦めが肝心と言うことも多いですからね、ある件について「進退両難」はあっても、人生全てが「進退両難」なのとは違いますよね。 そこは錯覚しないようにしたいね。 どういう時に諦めるかって、難しいよね。 割りに合わない時じゃないですか。 言いかえれば、諦めても後で後悔しない時、って意味ですが

    進退両難(しんたいりょうなん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/28
    進退両難ありますね。でもたしかにそれって自分の精神的なことがおおいかもしれませんね…。
  • 敬天愛人(けいてんあいじん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は敬天愛人(けいてんあいじん)です。 西郷隆盛の言葉で、天を敬い、人を愛する、と言う、学問の目的を述べた言葉として有名です。 あ、学問の目的なんだ、それは知らなかった。 学問の目的は、大きい会社に入るためじゃないのか。 そんなリアルな、日ではすっかりそういうイメージですが、外国の大学では職業訓練も行いますから。 日では、むしろ実力が付かないよう注意して教育しているように見えますね。 南州って西郷さんの号だよね。南州遺訓って西郷さんが遺訓を残そうと思って書いたの?良く出典、西郷隆盛「南州翁遺訓」って書いてあるけど。 いや、西郷さんを慕う元庄内藩士の人たちが、西南戦争で賊徒となった西郷さんが恩赦されたのを機に西郷さんの素晴しい言葉をまとめたのが「南州翁遺訓」です。 じゃあ、出典は西郷隆盛「南州翁遺訓」じゃなくて、元庄内藩士「南州翁遺訓」なの? 例えば、論語も孔子が書いたんじゃなくて、孔

    敬天愛人(けいてんあいじん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/26
    新約聖書もそうだし、偉人のことばはあとでまとめられる。おれのブログもいつかは…笑
  • 地平天成(ちへいてんせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は地平天成(ちへいてんせい)です。 国が良く治まり、全てのものが良く栄えること、です。 地(ち)平(たいら)ぎ天(てん)成(り)。「平成」の典拠のひとつですな。 そうですね「平成」も残りわずかになりましたね。年号が切り替わる時に喜べるのは初めてであります。 そうだね、まさか天皇陛下の御退位を見ることになるとは思わなかったからね。 もうひとつの「平成」の典拠は「内平外成」(ないへいがいせい)だね。 「地平天成(ちへいてんせい)」は元はどういう言葉なの? 「書経」の言葉で、古代中国の統治者「舜(しゅん)」が、治水工事を成功させた「禹(う)」を讃えた言葉です。 古代中国では治水はすごく重要だったんだよね。 そうですね、最重要課題と言えます。 出典は「書経(しょきょう)」でした。「春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)」にも同様の記述があります。

    地平天成(ちへいてんせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/22
    平成の典拠のひとつなのですね。つぎの元号もこうやって四字熟語からとられるのかしら。
  • 風流韻事(ふうりゅういんじ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は風流韻事(ふうりゅういんじ)です。 自然や書、詩、画、花、お茶などに親しみ楽しむことです。 風流な上品な趣味を楽しむことだ。ステキだね。 そうですね、すばらしいですね。 「風流」は、自然に親しむ、優雅な感じだと思うけど「韻事」って何? 「韻事」は、詩や文章などをつくる技術、つくること、です。 風流なこと、にわとりさんは、あまり縁がありませんな。 旅行でステキな風景を楽しむことだって、風流ですよ。 かえるさんも、たまには良いこというね。 出典はわかりません。

    風流韻事(ふうりゅういんじ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/21
    しばらく風流韻事をかんじていないですね…さびしい人生だ…
  • 精進潔斎(しょうじんけっさい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は精進潔斎(しょうじんけっさい)です。 酒や肉をべるのを控えて、行いを慎み、身を清めること。 そんなん無理やん。 だいたいなんでそれで身が清まると思うのよ! なんで植物ばっかりったら清まると思うのよー! べなきゃダメじゃん!!たんぱく質!!、植物だって生きてるやん!!空気中の微生物だって生きてるやん! 清めるとか何とか言って、また努力もせずに願い事だけするつもりやん。 そんな、よこしまな魂で、願い事しても叶いません!!! 要するに、肉と酒が必要だと。 そういうこと。 出典はわかりません。

    精進潔斎(しょうじんけっさい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/20
    精進潔斎はこじんてきにきびしいけど、おいおい、にわとりさんがそんなこと言ってだいじょうぶかよ…食用にされちゃうぞ…
  • 直截簡明(ちょくせつかんめい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は直截簡明(ちょくせつかんめい)です。 ストレートで判りやすい、ということ、人物や文章に対して使います。 「直接」じゃなくて「直截」なんだ。 そうです「直截」は、ちょくせつ、と読みます。一般的には、ちょくさい、と読むこともあります。慣用読みですね。 意味は? ストレートに、とか、すぐに決める、などと言う意味です。 簡明は、判りやすい、ってことか。 そうです。 直截簡明(ちょくせつかんめい)に生きたいけど、実際には、ゆるゆると、ふわふわと生きてしまう。 それはそれで良いんじゃないですか。 出典はわかりません。

    直截簡明(ちょくせつかんめい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/19
    それでも、なんでも直截簡明になれば良い、ってもんじゃないので生きていくのは難しい…
  • 鴉雀無声(あじゃくむせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は鴉雀無声(あじゃくむせい)です。 静まり返っていることです。 鴉(からす)の声も、雀(すずめ)の声も無い、って言うことか。ちょっといいな。 有名な詩人でもある蘇軾(そしょく)の漢詩の言葉です。 使ってみたい気もしますが、実生活ではナカナカタイミングが無さそうですね。 ちょっとカッコ付けすぎな気もする。 文章ならいけそうですよね。 そうだね、言うのはちょっと照れちゃう。 そう言えばカラスってウーロン茶の「烏」じゃないんだね。 カラスは漢字がたくさんあるんですよ、「烏」「鴉」「鵶」「雅」全てカラスです。 「雅(みやび)」って文字が混ざっているよ!! 元はカラスって意味だったんです。元は鳴き声から「雅」が当てられたそうです。後に偉い人の前で演奏される曲の楽章の名の「夏」と言う字と音が近かったため「雅」という字も通用するようになったそうです。 その流れで「雅」と言う文字が、宮廷音楽的な所に使

    鴉雀無声(あじゃくむせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/18
    雅ってもともとカラスだったんだ…。それからなぜ「みやび」という意味になったんだろう…。
  • 麗雅懿春(れいがいしゅん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は麗雅懿春(れいがいしゅん)です。 美しく、洗練された奥ゆかしき春の訪れを申し上げます。と言う新年のごあいさつなどに使う言葉です。 とがってるねー!どうだ!むずかしいだろう!的な! いいね!いいね!こういうの、にわとりさん好きよ!もう画数がやばいじゃん! 見た目も何となく字面がキレイですよね。 「懿」以外は良く使う字だしね。「懿」は書く気しないけど。 画数に騙されてますよ「壹(いち)」に「次」に「心」ですから、 「壹(いち)」が昔の字じゃん、あ、でも「壱(いち)」の「ヒ」の部分が「豆」なだけか、たしかに良くみると部分部分はカンタンなんだ。 でさ、「懿」ってどういう意味なの? うるわしい、とか、良いってことです。 言葉の説明の「洗練された」はどこから来てるの? 「雅」ですね、都会的な礼儀、のような意味がありますから。 へー、何となくキレイなイメージだったけど、そうなんだ。 出典はわかりま

    麗雅懿春(れいがいしゅん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/14
    麗雅懿春。とがってますねー笑。字のパワーがやべぇ。
  • 門前雀羅(もんぜんじゃくら) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は門前雀羅(もんぜんじゃくら)です。 人がいなくて寂しい様子。静かでひっそりとしてヒマなこと、です。 ヒマな店とかでよく言うよね。 そうですね。門の前に雀羅、スズメを取る網を置いておけば、スズメが取れるほど、静かで人がいない、ってことです。 元は、偉いお役人の所に賄賂や贈り物をする人でごった返していたのが、そのお役人がクビになったとたん誰もいなくなったその様子を門前雀羅(もんぜんじゃくら)と言ったのです。 後に白居易の漢詩にも出て来まして有名です。 へぇ。今も昔も権力者は、力がある時は人が寄ってくるけど、力を失うとさっといなくなっちゃうんだね。 だから、良いときにも自分を戒めながら生きたいものですね。 出典は「史記」でした。

    門前雀羅(もんぜんじゃくら) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/13
    日々喧騒のなかで生きていると、門前雀羅たるところで生きていたいナァなどと思ってしまいますね…
  • 笑門来復(しょうもんらいふく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は笑門来復(しょうもんらいふく)です。 いつも笑っていれば福がやってくる、と言うことです。年賀状などにも良い言葉ですね。 そうなんだけどねぇ、そうも言ってられないんだよね。 いや、無理にでも笑っていれば脳は良いことがあった、って勘違いするから、笑うのは物理的に良いわけで、単なる気の持ちようではありませんよ。 笑うって、何もないのにねぇ。かえるさんは何で笑うの。 サバイバル番組で、虫とかサソリを生でべる所とか、国会中継でくだらない質問してる所とか、今年はトランプ大統領が一番笑った気がします。 にわとりさんは素直にお笑い番組でも観ようっと。 この言葉の出典は、結構説があるんですよね。 要するに、笑うかどには福来る、でしょ。 そうです、上方(かみがた:京都)の、いろはかるた、と言う説もありますが、明確な書籍じゃないと確定しにくいので、 出典はわかりません、ということで。 www.kaeru

    笑門来復(しょうもんらいふく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/12
    笑門来復。そうおもいニコニコしていたら、「へらへらしてんじゃない」と怒られました。かなしいです。
  • 恐々謹言(きょうきょうきんげん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は恐々謹言(きょうきょうきんげん)です。 恐れながら謹んで申し上げます、と言う意味で手紙の最後に敬意を込めて書きます。 手紙の最後に書くシリーズの四字熟語だな。 実際は、そこまで、かしこまるほどの身分差はもう無いと思うのよ、昔の言葉なんでしょ? そうですね、昔は手紙自体そうそう書きませんからね、恐々謹言(きょうきょうきんげん)なら、中世なら、お役人の不正を更に偉い人に訴えたり、不作による年貢の減免などをお願いする時に「謹申上候」などと書き出して、文章の最後に「恐々謹言(きょうきょうきんげん)」と書いたりします。 ただ、後に武家政権などで訴訟文書などの形式が整うと使われなくなり、一般の人が、普通に使うようになったのです。 じゃあ、今なら会社の上司とかに書いてもいいんだ。 でも、唯一出していた年賀状さえも、もう出さなくなっちゃって書くところないや。 時代が変わっていくのを感じますね。 出典

    恐々謹言(きょうきょうきんげん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/08
    拝啓、かえるさん、にわとりさん、お元気ですか。さいきんぼくは疲労のハイパーインフレーションでどうしようもない日々がつづいていますが、なんとかやっています。お二方もお体に気をつけてください。恐々謹言
  • 力戦奮闘(りきせんふんとう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は力戦奮闘(りきせんふんとう)です。 力を出し切って取り組むこと、です。 あ、そーなの?! そんなに不思議ですか? なんか、いい勝負な感じしてたのよ!! これじゃあ、足元にも及ばないような力の格差で結果も目も当てられないような酷い大差でも、敗者に対して力戦奮闘(りきせんふんとう)したね、って言えるんだね。 まあ、人が一生懸命やったようであれば使っても良いんじゃないですかね。 カップめんを美味しく作ろうとストップウォッチを準備して望んだのですが、力戦奮闘に関わらず、時間を計り間違いカップめんは伸びてしまいました。ってどう? カップめんにお湯入れて時間を量る作業に全力を注いだ、ということは成し遂げても成し遂げなくても、努力した、力を出し切った、と言うことに共感する人は少ないと思うんですよね。 しかも伸びちゃったし。でも、主観的に問題が無ければ使うことはかまわないんじゃないですかね。ただ共

    力戦奮闘(りきせんふんとう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/06
    私はその力戦奮闘、みとめます。
  • 千句一言(せんくいちげん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は千句一言(せんくいちげん)です。 たくさんの言葉より重い一言のことです。 例えば? ことわざとか四字熟語ですね。 的を射た一言のような感じか。 千句は、たくさんの言葉? そうです、たくさんの言葉です。俳諧や連歌の言葉でもあります。 百韻(ひゃくいん)を十巻続けたものです。 は? 連歌、連句の最初の発句(ほっく)から最後の挙句(あげく)までの一巻が、十巻で、千句です。 え!最後の挙句(あげく)って?! そうです、なになにのあげくに、なんて言いますよね。結局最後は、なんて感じで使いますね。 あー、そこから来てるんだ。ふーん。 そうです、百韻(ひゃくいん)は漢詩では、100韻踏んでいる長い詩のことです。 出典はわかりません。

    千句一言(せんくいちげん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yuasayo1013
    yuasayo1013 2017/12/05
    ほーと思うようなことばのなりたちでした。