国際ホロコースト記念日にアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所跡地に入るポーランドの極右活動家たち。2019年1月27日 Photo: AP ホロコーストを記憶し、繰り返させない 1月27日は、「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」だった。ナチスドイツによるホロコーストの象徴「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」が1945年1月27日に解放されたことから、2005年、国連総会で制定された国際記念日だ。 その決議文の一部を日本語訳で改めて確認してみたい。6つのアクションが決議されている。1つめは毎年1月27日をこの記念日に指定すること、以下がそれ以外の5つだ。 「2. 加盟国に対し、集団殺害の将来の行為を防止するのを助けるためホロコーストの教訓を将来の世代に教え込む教育プログラムを策定することを促し、そしてこの文脈でホロコースト教育、追憶および調査に関する国際協力のためのタスクフォースを