干ばつで干上がった伊ベネチアのカナル・グランデに止まるゴンドラ(2023年2月20日撮影)。(c)MARCO SABADIN / AFP 【2月22日 AFP】「水の都」として知られるイタリア・ベネチア(Venice)で今週、低潮と雨不足の影響で運河の水位が低下し、ゴンドラの運行が中止された。 ベネチアは国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されており、運河のゴンドラは観光客の人気を集めている。そのゴンドラは今、底が露呈した運河にぽつんと置かれたままとなっている。 ベネチアは高潮が頻発することで知られ、サンマルコ広場(St Mark's Square)もたびたび冠水している。また、低潮の影響を受けることもあり、観光客だけでなく救急船も足止めされることがある。 ベネチアの潮位観測センターのアルビゼ・パパ(Alvise Papa)代表は21日、AFPに対し、低潮自体は「