大河ドラマ「真田丸」に朝倉象棋。山崩しに真田兄弟の性格が現れ、醉象はやがて太子に 2016/1/12 2016/1/18 将棋の魅力 2016年1月10日から開始された今期のNHK大河ドラマ「真田丸」の第1回「船出」に、将棋のシーンが出てきましたのでご紹介します。 本将棋にはない駒「醉象」を、主人公が動かす場面がありました。理由は後述しますが、指されていたのは「朝倉象棋(朝倉将棋)」だと推測しています。 なおたまに見間違うのですが、オープニングのキャスト紹介のところで、藤井猛九段がこのドラマに出演しているのかと思ったら藤井隆さんでした。 真田信幸・真田信繁の兄弟 時は天正10年。新府城で人質の身分にあった、真田信繁とその兄の真田信幸。 (注) 天正10年は1582年。新府城は、現在の山梨県韮崎市。城主は武田勝頼。 真田信繁は、ドラマでは「源次郎」とも呼ばれている。後に真田幸村の名で知られる