安部司から離れて斜め上に迷走中の本ブログだが(別ブログは諸事情から公開停止)、ニセ科学関連で、個人的によく知っているものを調べていたのでまとめておきたい。 史上数多現れた「色盲療法」のなかでもおそらく一番有名なものである。 和同ドクターズグループ(通称・和同会)とは、目白・新大阪・博多の3箇所にクリニックを開いていて、1980年ごろから2001年に目白が閉鎖されるまで20年以上、色盲色弱が治るという「治療」を行っていた。率いていたのは山田武敏会長。 この「治療法」を「JPJCシステム(ジャスト・ポイント・ジャスト・チャンネル)」と称した。簡単に言えば、頭に電極をつけて、微弱パルスを与えるというもので、石原式検査表のパネルが見えるようになるというもの。 mixiレビューに、懐疑論者コミュでおなじみだったと学会会員、故・志水一夫氏が書いたものがある。 やっぱり治る色盲色弱―世界が認める治療効果