色合い鮮やかな日本代表の桜のジャージー。背番号に注目しながら試合を観戦すると、ポジションがすぐにわかり、ラグビーがより楽しめる(撮影/写真部・東川哲也) 「背番号」といえば選手の持ち番号の印象が強い。だが、ラグビーは違う。試合着の準備も一苦労なのだ。AERA2019年10月7日号では、盛り上がるラグビーW杯の舞台裏を特集。ここではラグビージャージ―の意外な事実を紹介する。 【20年前から進化し続ける日本代表ジャージーのフォトギャラリーはこちら】 * * * ラグビーを見ていて、「おや?」と思った人もいるかもしれない。野球やサッカーなどと違い、ジャージーには背番号だけで選手の名前がないことを。 ラグビーでは、背番号が選手個人ではなく、ポジションにつく。1番がプロップ、2番がフッカーなどと決まっていて、15番フルバックまでが先発メンバー。16番から23番がベンチ入りの控え選手だ。対戦相手や