2014-06-10 日本が「美術館・博物館後進国」であるたった1つの理由 フランスのルーブル美術館をはじめとする有力なミュージアムは、失業者と生活保護受給者は無料で入場できるという。 ブログでの解説によると、ルーブル美術館はもともとは宮殿だったが、18世紀のフランス革命で無料で公開した美術館に生まれ変わったそうだ。2世紀後の第一次世界大戦で財政がひっ迫してから有料化された経緯があるという。「文化はなんびとにも与えられるでき」と言うコンサンセスがフランスには根付いている。 博物館法23条では「公立博物館は、入館料その他博物館資料の利用に対するいかなる対価も徴収してはならない」としている。つまり無料開放が原則なのだ。 しかしその割には博物館にタダで入れる機会が日本には乏しい。この条文には続けて但し書きが付いており、「博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収するこ