通常のTCP接続。左側のユーザがサーバに接続する場合、3つの段階からなる手順が踏まれる。 SYN Flood 攻撃。攻撃者は SYN パケットを大量に送り、サーバの返答を無視する。サーバは返答が来るか、あるいは一定時間が経過するまで記憶領域を保持しつづけなければならず、この間通常のユーザの接続は受けられない。 SYN flood攻撃 (シン・フラッドこうげき[1][2][3]) とは、インターネットにおけるDoS攻撃(サービス拒否攻撃)のひとつ。インターネット上に公開されているウェブサーバなどの負荷を増大させ、対象となるサイトを一時的に利用不能に陥らせてしまう効果がある。 原理[編集] 一般に、インターネット上の TCP接続は次のような手順で行われる (3ウェイ・ハンドシェイク): クライアントが、サーバに対して TCP SYN パケットを送信する。 SYN パケットを受けとったサーバは、
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