インターネットを「売れる仕組み」に組み込む インターネットを自社の重要なマーケティング・ツールのひとつとして位置づける企業が多くなっています。マーケティングとは一言で言えば「売れる仕組みづくり」です。当然、インターネット戦略を考える際でも、Webサイトの機能やデザインの話をする前に、インターネットを自社の「売れる仕組み」にどう位置づけるかが重要なポイントとなります。「売れる仕組み」ですから他社の物真似やセオリー通りでは役に立ちません。マーケティングは常に応用問題で、自社にあった解答を見つけ出す必要があります。もちろん、インターネット戦略においても、自社独自のマーケティング戦略との整合性、他のマーケティング施策との連動による差別化が鍵を握ることになります。 このコーナーでは、連載で、よく知られたマーケティング・コンセプトについて解説しながら、マーケティング・ツールとしてのインターネットの可能