今回は、SlackのBotと会話する方法を解説する。 以前の記事で、SlackのBotは簡単に作れることを解説したけれど、あれはごくごく簡単なものだった。今回は、もう少し込み入ったロジックで使える、BotkitのConversationという仕組みを解説する。 Botkit Conversation Conversationを使えば、ユーザーとBotがやりとりすることができる。ユーザーの発言に応じてBotのアクションを切り替え、会話のようなことをさせられる。 会話といえば reply() でだってBotを喋らせることができる。それなのにどうしてConversationを使うんだろう?確かに、ユーザーの問いかけに対して一回応答するだけならreply()で充分だ。しかし、この後見ていくように、Conversationを使えば、ユーザーの問いかけに対して何度も応答したり、逆にBotから質問できた