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表現と医療に関するyuhka-unoのブックマーク (3)

  • 単行本版ルックバックを読みました - なにかのまねごと

    単行版のルックバックを読みました。犯人が統合失調症患者であることを示唆するような表現はなくなり、しかしながら犯人の動機はくっきりするという再度の修正が入っており、作品にとっても我々統合失調症患者にとってもよかった形になったと思いました。 Twitterの反応を見てみると、犯人が激昂したところの台詞がよく引用されており、そこが元に戻ってよかったという声がよく見られました。 一方で事件を報じる新聞に犯人に幻聴の症状があることを示唆する一文は無くなっているままだったのですが、そこを問題視する声はあまり見受けられませんでした。 このことで、元の表現を問題視した人々と元の表現を支持した人々の間に意識のズレがあったことに気がつきました。 元の表現を問題視した人々は犯人が統合失調症患者であると示唆されていることが問題だと思っていたのに、元の表現を支持した人々は犯人の背景が修正によって薄れてしまうことが

    単行本版ルックバックを読みました - なにかのまねごと
  • 漫画『ルックバック』の修正点について - なにかのまねごと

    漫画『ルックバック』で描かれる無差別殺人犯の描写が修正された。 この修正、二つの異なる文脈で語られている。一つは京都アニメーションで起こった大量殺人事件に配慮したという文脈、もう一つは犯人が統合失調症患者であることを想起させるため配慮したという文脈である。 この修正がどちらの文脈によるものなのか、公式にははっきりとされていない。 私としては、後者の文脈でこの修正について語りたい。なぜならば、私自身が統合失調症患者であるからだ。 修正前のルックバックにおける無差別殺人犯の描写は問題だと思っていた。なぜなら、妄想や幻聴を抱いた人間が大量殺人を犯すという点において、統合失調症の主な症状である妄想・幻聴が大量殺人の引き金であるように描写されており、それはすなわち統合失調症患者は大量殺人を犯しかねないという偏見を広めるような描写であったからだ。 そして修正後では無差別殺人犯の描写から妄想や幻聴を示唆

    漫画『ルックバック』の修正点について - なにかのまねごと
  • 献血ポスター論争、見落とされているもう一つの視点。問われる日赤の倫理規範 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    今月に入り、日赤十字社による献血コラボレーションポスターが話題です。当初は、TwitterなどのSNSでの論争でしたが、先週頃から一般メディアに波及し、収束の様子が見えません。 今回のポスターに関して論争となっていることは、概ね二つで、その論点は次に集約されます。 a)女性の描き方(女性表象)が性差別的であり、見る側への環境セクシャルハラスメントにあたる b)コラボレーションイベントで献血者(ドナー)に渡されるグッズ(記念品)が過剰な”報酬”にあたるのではないか 上記二つの論争の中で、更に次の三つ目の論点が少なからず現れたのが目に付きました。 c)売血制度にすれば良いではないか a)については、HBOLにおいて北守(藤崎剛人)氏が論じていますので、稿では触れません。昨今では、もはや石礫(いしつぶて)どころか糞尿をまき散らす、千早・赤阪城攻防戦の様相ですが、北守氏により非常に良く論考され

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