愛情飢餓(愛情欲求)、ストローク飢餓(承認欲求)、そして自己の存在への不安、人と社会を信用できない恐怖、孤独への絶望、そして、そうさせてしまった親への怒り…それらを抱えた「彷徨い人」たちが、どうすれば立ち直り、自分の人生を歩き始めることができるでしょうか。 立ち直るための最大の関所は、実は最初に来ます。 ■1,先ず、一人になる 人がいると依存して逃げ続けるからです。 しかし、これが自分ではなかなかできません。それは次の3つの理由からです。 1)自分が育っていないので、自分で自分を支えきれないからこそ人に依存している 2)自分の存在に不安があるので、常に人を自分に依存させようとする 3)怒りのはけ口 1)&2)で「共依存」が成立します→そこから、あらゆる問題が生まれます(特に怒り)→それをなくしたいから、「自律」したい→自律するための第一歩は、一人になること→一人になるのは不安だ、怖い、嫌だ