『かぐや姫の物語』は#Me Too運動を先取りしていた? 小林麻耶と宇垣美里アナの心に刺さった高畑勲監督のフェミ的視点 4月5日に亡くなった高畑勲監督の遺作『かぐや姫の物語』が、放送されている。 『かぐや姫の物語』は、アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされ、惜しくも受賞は逃したが、ピクサーのジョン・ラセターをはじめ、世界でも絶賛された。 とくに昔話の「竹取物語」をベースにしながら、実験的なアニメーションの手法を駆使した映像表現が高く評価されていることはもとより、いま世界的に盛り上がっている#Me Too運動にも通じ得る普遍的なジェンダーの問題を描いているという意味で、高畑監督の鋭敏な批評性や弱者への視点が存分に発揮された作品でもある。 本サイトでは、この『かぐや姫の物語』が描いたフェミニズム的な視点について、元TBSの小林麻耶とTBSの宇垣美里という2人の女性アナウンサーの感想