印刷 25年前に東京都奥多摩町氷川の鍾乳洞(通称・聖穴〈ひじりあな〉)で探検中、行方不明になった上智大4年朴俊鉄さん(当時22)=世田谷区太子堂2丁目=とみられる遺体が地底湖で見つかったことが9日、捜査関係者への取材でわかった。着衣や装備、発見場所などから朴さんの可能性が高いという。警視庁が近く遺体を引き揚げる予定。 青梅署によると、朴さんは上智大ダイビングクラブ海洋生態研究会のメンバー。1986年10月26日午後3時ごろ、研究会のメンバーとともに洞の入り口から約60メートル入った第2地底湖(水深約15メートル)に空気ボンベをつけて潜ったが、腰に結んでいた命綱が外れ、姿が見えなくなったという。 メンバーからの通報で警視庁機動隊や青梅消防署のレスキュー隊が当時捜索したが、発見できなかった。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます