橋下徹大阪市長が19日に就任3か月を迎えるのを前に、読売新聞社は16~18日、近畿2府4県の有権者を対象に世論調査を行った。 次期衆院選の比例近畿ブロックへの投票先を聞いたところ、国政進出を目指す地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下市長)に投票するとした人が24%とトップになった。比例選の投票先の2位は自民党の18%で、民主党10%、公明党5%、みんなの党と共産党各3%と続いた。維新の国政進出に期待する人は63%。橋下氏が衆院選に立候補しない方がよいと思う人が63%で、「立候補する方がよい」の28%を上回った。 望ましい政権の枠組みでは「民主中心」5%、「自民中心」11%、民主、自民による「大連立」19%に対し、「政界再編による新しい枠組み」は52%で、既成政党離れが鮮明になった。