フランス大統領選の中道派候補エマニュエル・マクロン氏。パリにある政治運動「前進」の選対本部で(2017年3月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Eric FEFERBERG 【5月6日 AFP】フランス大統領選の中道・独立系候補エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)氏陣営は5日、電子メールや会計記録などの内部文書がオンラインに流出したことを受け、「大規模かつ組織的なサイバー攻撃」を受けたと非難した。 マクロン氏が率いる政治運動「前進(En Marche)」は、決選投票直前のタイミングで声明を出し、「オンラインに流通している文書は、複数の政治運動の関係者の私的・公的なメールボックスへのハッキングによって数週間前に取得されたもの」と述べた。また、すべての文書が「合法」だと補足した。 このオンラインへの文書流出は決選投票が行われる7日までわずか24時間というタイミングで発生した