民主党の小沢一郎幹事長は31日、京都市で記者会見し、今夏の参院選京都選挙区(改選数2)の2人目の立候補予定者として、同党衆院議員の河上満栄(かわかみ・みつえ)氏(38)=比例近畿=を擁立すると発表した。4月2日に正式に公認する見通し。現職衆院議員を参院へくら替えさせるのは異例だ。 同選挙区での2人目擁立をめぐっては、党京都府連が衆院議員の女性秘書(30)を推す一方、小沢氏や石井一選対委員長ら党本部側が同府長岡京市の女性市議(30)の擁立をいったん内定。小沢氏と府連側は再三協議したが決着がつかず、「お互いの主張をひっこめる」(小沢氏)形で、河上氏の擁立を決めた。 昨夏の衆院選東京12区で、小沢氏が側近の青木愛参院議員(当時)を擁立した手法を踏襲するものだが、会見に同席した山本正・府連幹事長が「現地としては我々があげた人(女性秘書)を希望していた」と語るなど、地元に不満を残す決着となった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く