photo by balleyne 初めてインターネットに接続したのはWindows95のPCを購入した頃だから、気がついたらもう20年近く昔のことだ。 「プツッ、ツーッ。ピー……。ヒャラヒャラガーッガーッジーッ」 謎の音を出しながらやっとこさっとこインターネットに接続できるわけだが、そこはもうまさにアングラ感たっぷりのウェルカム トゥ アンダーグラウンドな世界だった。 今でこそ皆が手軽にネットに接続しているけど当時は簡単なことではなかった。 まずパソコンが高い。 軽く20万はした。一番安いモデルでそれくらいしたから、やっぱりどうしても欲しいというやつしか買わない。 回線の問題もある。 電話の固定回線を分配してPCにつなぐのだが、接続中は当然だが話し中になってしまう。 そんなことを長時間やっていれば家族から苦情が出るのは当たり前だ。 それに3分で10円通話料がかかるから、のめり込んでいると