★今年、村制施行60周年を迎えた群馬県昭和村。27日告示された村議選は定数12に立候補者が9人で再選挙が決まった。地方議員の高齢化と人手不足は今後深刻になる。ある地方市会議員が言う。「初当選したころは35人ぐらいの定数だったが、住民の人口が減ることとマスコミに『議員が多すぎる』という行革ムードにあおられて定数は28、25と減り続ける。人口減に合わせて議席が減ることは一見正しいが、ある一定の行政機能は縮小できず、議員だけ減らせば行革になるという考えは浅はかな地方行政を知らないものの考え」という。 ★議員のなり手がいない、定数が減り議会が機能しない。これからの地方自治の在り方が問われている。総務省は行政の大合併を促すが、強引に合併した予算拡大の効果より地域や地区ごとの対立、役場が遠くなるなどの弊害は高齢者社会や過疎地域には厳しいしわ寄せとなる。最近でも沖縄県の日本最西端の島、与那国島の町議会選