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2022年5月17日のブックマーク (3件)

  • ミル『自由論』を箇条書きで要約する

    問題と解答 はじめにミルの議論の大枠を確認しておきます。 問題 社会的自由と、「社会が個人に対して正当に行使し得る権力の質と諸限界」は? 解答 個人が個性を発揮して、他者を害することなく多様な幸福追求ゲームを営むこと。これが社会的自由。 なので一般的功利を損なっていないような行為を抑制することは不当。これが社会が行使できる権力の限界。 以上が功利主義の観点から見た自由の原理論。 書の前提は功利主義。規制を全部取り外せば社会は良くなると考える空想的な自由論と異なります。「自由バンザイ!」ではないことは、ぜひとも頭の片隅にとどめておいてください。

    ミル『自由論』を箇条書きで要約する
  • 人工妊娠中絶の技術革新と女性の福祉(ウェルフェア) - リプロな日記

    18年前に書いた論考ですが……今、読んでほしい じつは中絶薬を用いた「自宅中絶」は、2004年のイギリス女性運動の悲願でした。 この論考でも書いてある通り、2004年に中絶薬服用者で「死亡例」が出た時に、世界の関係者はどよめき、アメリカのFDA(品医薬品局)はすぐさま実態を調査して、翌2005年には「死亡と中絶薬の直接的関連はなかった」「中絶薬が原因での死亡とは特定できなかった」と発表しています。 これを機に、ますます「中絶薬の安全性と有効性」に関する研究は山ほど積まれていくようになり、2012年の『安全な中絶第2版』では、吸引と並ぶ「安全な中絶方法」の地位を確定していったわけです。 そして国際法の方でも、女性差別撤廃条約、人権規約(社会権・自由権)がすべて女性のリプロダクティブ・ヘルスケア(中絶の権利を含む)を支持し、中絶ピルが2019年のWHO必須医薬品コアリスト(必須中の必須! す

    人工妊娠中絶の技術革新と女性の福祉(ウェルフェア) - リプロな日記
    yuimoke
    yuimoke 2022/05/17
    日本と諸外国の中絶技術の歴史と、女性のwelfareを重視した手法の必要性を述べた論考。
  • https://obgyn.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1016/j.ijgo.2014.09.032

    yuimoke
    yuimoke 2022/05/17
    中絶における吸引と掻爬と併用の比、合併症についての比較。2012年の調査。