1月6日、米食品医薬品局(FDA)は今月、妊娠中絶に使用される経口薬「ミフェプリストン」の薬局での販売を許可すると発表したことを受け、全米中の薬局が販売するかどうか、選択を迫られている。写真は経口中絶薬の「ミフェプレックス」。昨年5月撮影(2023年 ロイター/Caitlin Ochs) [6日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は今月、妊娠中絶に使用される経口薬「ミフェプリストン」の薬局での販売を許可すると発表した。全米中の薬局が販売するかどうか、選択を迫られている。 米最高裁が中絶を合法化した「ロー対ウェイド判決」を覆して以降、半数近い州が人工妊娠中絶を禁止したり、制限を設けていることを踏まえると、こうした薬局の決定を左右するのは主に所在地といえる。ただ、ロイターが取材した薬剤師たちは、中絶に対する地域の文化や姿勢、自身の信条が選択の指針になっていると明かした。