このコラムについて 厚生労働省の患者調査によると、2008年10月の時点で「うつ病」患者数は104万1000人と、100万人を超えました。身近なわりに軽く扱える病気ではないし、患者、周囲ともに誤解も多いのが“う”です。個々の状況に応じて考えねばならない事も多い。それゆえ、総論として語るより、個人の体験としてお話しする方が、それも、本人ゆえに許される範囲で、深刻になりすぎることなく、できることなら笑って読んで頂けるようなしつらえを考えました。それが「“う”あがり美人」、というわけです。 湯に入って出てきて「美人」にまでなったかどうかには実は自信はいまいちありませんが、とあるOLが、うつという病気にかかり、復職するまでの経緯と、それを通してこういう考え方もできるようになった、そのひとつの実例として、読んで頂ければ幸いです。 記事一覧 記事一覧 2012年2月22日 Vol.12 あえて言います