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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (13)

  • 女をモノ扱いするのは男の仕様、あるいは男の性の脆弱性と所有欲について - ohnosakiko’s blog

    今週は、女をモノ扱いし女の人格を尊重しない男が世の中には多いので、女性にとって性的に欲望されることは単純に歓迎できないという話のブクマタワーがどんどん高くなっていくのを、あっけにとられて見ていた。 おそらくここでも、内容の是非というよりは話法を巡って(もちろん話法は立ち位置に深く関係する)対立や齟齬が生じていると思われるが、それに深入り言及するのは避ける。 一つだけ、ブコメやハイクでid:simplemindさんが、何の得にもならないのに焼け石に水的な介入と議論整理の努力をされているのに少し感動した。特に感心したのは(別の記事のメタブだが)これ。 自分の事を「殴るどころか怒った事もない優しい性格」だと長年思ってたけど単に人と距離を置いてただけだと結構最近気が付いた/自分の暴力衝動とどう付き合うかは強さとか優しさだけじゃなく経験とか技術も要るよね http://b.hatena.ne.jp/

    女をモノ扱いするのは男の仕様、あるいは男の性の脆弱性と所有欲について - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2021/10/09
    性差に関する考察。賛同できるところがある。
  • 働くということ、あるいは盗んで食っちゃ寝 - ohnosakiko’s blog

    ※トラバ先の方のタイトルは「働くということ」だけになっています。なんか今いちものたりないなと思い、後で後半を加えたので(ごめんなさい)。 小飼弾「働かざるもの、飢えるべからず。」を読んで - phaニート日記 少し前に「ニート代表」としてテレビ出演もされたphaさんの記事。コメント欄がすごく賑わっており、ブクマのコメ率も非常に高く、さまざまな意見があって興味深い。トラバ記事も多数あり、すべては読んでいないので重複するかもしれないが、つらつら書いてみる。 「働かざるもの、うべからず」という言葉は調べてみると、レーニンが新約聖書のパウロの言葉を取って言ったものらしい。つまり当初は、労働者階級の立場から、のうのうと暮らしている特権階級を糾弾するフレーズだったのだ。それが、最近では逆に「弱者」に向けて、自己責任論などと結びつけて発せられる狭量な言葉となっている。皮肉な話ですね。 このフレーズに

    働くということ、あるいは盗んで食っちゃ寝 - ohnosakiko’s blog
  • お休み - ohnosakiko’s blog

    AntiSepticさんに土井たか子呼ばわりされました。正直なところ、前の記事を書いた時点で、あんた結婚制度を前提にして夫婦別姓を唱えている福島瑞穂みたいなことになってないかえ?という気はしてました。 そもそもそんなに結婚できない人が増えていることを「問題視」していたのだろうか私は。してなかったんじゃないか? 書いていってなんとなくああいう凡庸なところに落ち着いただけで。これはひどい。 と思っていたら、takisawaさんにコメント欄で素晴らしい極論を書かれてしまいました。ようこさんのコメントも、別の意味で素晴らしい。 近代を徹底したらきっと「人間」の底が抜けるのでしょう。いや割れるのかな。だから私は中途半端に留まっています。怖いから。それはとりあえず仕方ないとして、今自分がとてもつまらないです。ここのところブクマを多く集めた自記事を読むと、一様に同じつまらなさがあります。つまらんというか

    お休み - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/08/29
    えええええ!大野さんの記事、大好きですのに……!私にとっては含蓄を含んだ記事がたくさんでしたし。再開待ってます。
  • 「処女性」と欲望をめぐって(id:usauraraさんへ) - ohnosakiko’s blog

    処女と娼婦と少女に熟女 - 兎美味し蚊の山 usauraraさんが、こないだの記事(女はそこにはいない。女はどこにもいない。)を取り上げて下さっているので、レス代わりにエントリ立てることにします。 まず、現実では処女を賞賛、欲望しなくても、アニメなど虚構の中の若い女性キャラの「純粋さ、一途さ、ひたむきさ」(つまりピュアってことか)を賞賛する言葉としてなぜか「処女性」が使われている、という基認識は共有ということで、以下。 で、「昔からあるものだからしょうがない」と言うのか、「昔からあるが意識は変わるべきだ」と言うのか。 私は心の中で「しょうがない」とは思うけど、言葉にするなら後者にしておきたいなと思いました。 そう言うと当事者男性からの反撥を招きがちですが、「お前が未熟なせいで〜出来ないんだ」という ウィンプ叩きの語法に依らず、社会全体の変革という方向で語ると問題意識の共有が可能ではと思う

    「処女性」と欲望をめぐって(id:usauraraさんへ) - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/07/05
    /「処女性」に対する欲望を、少女の「純粋さ、一途さ、ひたむきさ」を愛でる平和な心であるかのように主張するのは、恥ずかしいと自覚してもらう/自覚している上で萌えるたまごまごさんはスゴイってことかid:makaronisan
  • (文化系)女子の憂鬱 - ohnosakiko’s blog

    反発する文化系・しないエビちゃん系 このところ話題になっていた「文化系女子」について、あちこちのブログを巡回して感じたことを書いてみる。 主にダ・ヴィンチの記事(男目線からの文化系女子イメージ)に依拠したと思われる、自称非モテ(男性)の側からのいくつかの「文化系女子が好き」ネット発言に対して、そこに男から女への手前勝手な視線を読み取り、「ほっといてほしい」「文化系の女子を一括りにするな」「文化なんかどうでもいいくせに都合のいいイメージで女を語るな」などの反発が主に女性(たぶん文化系かそれに近い方々)のブログに散見されたわけだが、男の「エビちゃんていいなあ」発言に対して同様の反発がエビちゃんを目指す女子から上がるだろうことは、あまり予測できない。 エビちゃんを目指す女子の思惑の中で、自分が性的対象として見られることは織り込み済みである。 もちろんエビちゃんは、男だけにモテるのではなく女の子に

    (文化系)女子の憂鬱 - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/07/05
    /一方的に語られることに対して黙っていられないのが文化系女子で、最終的にモテればいいと割り切っているのがエビちゃん系女子だ。/
  • 女はそこにはいない。女はどこにもいない。 - ohnosakiko’s blog

    アニメヒロインが淫乱だったら放送出来ないんじゃね? - 煩悩是道場 「処女」でなければいきなり「淫乱」とは。それはいったいどういう二択か。 コメント欄では非処女はいるのでは?という指摘もあったが、アニメヒロインとなると処女が前提となっていることが多いと思う。そもそもヒロインの平均年齢が低い。大概ローティーンだ。その年代なら現実でも処女が多いので、設定に無理が生じない。アニメ受容者の同世代の女子に感情移入しやすくするためという理由もあるだろうが、それだけだろうか。 「処女」とは、セックスに関して体験的に無知であるという事実を示すだけの言葉である。一方、オタクがアニメヒロインに求める属性として、一途さ、純粋さ、ひたむきさというものがあるという。それらは、「処女性」と呼ばれている(参照:処女のヒロインは好きですか? - ネットの片隅で適当なこと書く人のブログ) 一途さや純粋さやひたむきさは、処女

    女はそこにはいない。女はどこにもいない。 - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/07/05
    /キャラクター創造の欲望の強さにおいて、歴史的に女性は男性に及ばないのではないか/
  • ギャップリアリズム - ohnosakiko’s blog

    先日の記事についてのいくつかの言及の中で個人的に一番ウケたのは、こちらに書き込んでくれた人のコメントの一節だった。 そういえば忘れてたけど、ある年の母の日の翌日に花農家さんのところにいって、ビニールハウスいっぱいのカーネションをばっしばっしと積んで捨てたのでした。 母の日が終わったら、次の季節モノを育てないといけないですからね。 そういう処分シーンとか、トラクターで踏みつぶすキャベツとか、一生土も太陽も知らないままのカイワレとかモヤシとかの栽培施設の映像とかを延々繋げながらあの曲が流れてるとちょっと好きになれるなと思いました。 もちろん、感染症防止のために窓のない真っ暗な部屋にいる卵産み用鶏の映像も入れて欲しいです。 そんな感じで。 『世界にひとつだけの花』考・コメント欄 シュール !! いやシュールレアリズムとはちょっと違いますね。リアリズムです。映像と音楽の乖離から醸し出される不条理感

    yuimoke
    yuimoke 2008/06/14
    これはひどいwwwニコニコに揚げられたらブログにのっけてくださるとありがたいですwww
  • 私のことはあなたがすべてわかってくれる - ohnosakiko’s blog

    脱性器的快楽 それはアナルセックスのことではない。いや、「脱性器」だからそれも入るのかな? しかし"場所"が近過ぎるし性器的快楽の補助のような。どうなんだろ。 ‥‥のっけからそういう話ですみません。脱性器的快楽については、宮田さんの記事(07/11/23追記:現在閉鎖されてます)を参照して頂きたい。 宮田さんの議論の文脈では、脱性器的快楽とは、ペニスとヴァギナの関係以外の、特に女性同士の身体的、精神的快楽のこと。 私の言い方だと、なんかくっついているだけで気持ちいいの、みたいな。一緒にいろんなことするのが楽しいわね、みたいな。わかるわ女同士ですもの、みたいなものである。同性愛とまでは自覚されないが、横並びでゆるく繋がっているまったり心地よい感じ。 その脱性器的快楽に、女性達が大変魅せられているという話である。 こういう志向は古くは、昭和初期の少女小説に描かれた先生やお姉様への思慕、女学生間

    私のことはあなたがすべてわかってくれる - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/06/14
    /同性集団の中において、女子はだいたいレズビアン体質なのである。だが一度「私はそう思わない」と言い出すと、徹底的に排除されることもある。/
  • All You Need Is Love - ohnosakiko’s blog

    今日も、彼は私の顔を見るや否や飛んでくる。思い切り体を押し付けられた。意外に強い力によろめく。「厭。乱暴にしないでよ」。押し返すとちょっと傷ついた顔になって、私をじっと見つめた。ただひたすら愛を訴えている目だ。 かわいい。どうにもかわいい。こいつだけは手放せない。 彼の背中を優しくさすってやり、肩を抱いた。顔が迫ってくる。キスの嵐。キス、あんまり上手じゃないんだけど、そんなことどうでもいい。 ひとしきり戯れて、ふと視線を下に落とすと、早くもちんちんが勃起している。やあねぇ。睨みつけて無理矢理体を引き離してやった。もちろんこのくらいのことでめげる男ではなく、さらに猛烈な勢いで今度は私の股間を狙ってきた。 その顔を両手で挟み、茶色がかった奇麗な目を見つめて、いつものセリフをきっぱり言う。 「それだけはおあずけなの。永遠におあずけなの。運命だから。ごめんね」。 部屋に戻ると、「お前、犬くせぇ」と

    All You Need Is Love - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/06/14
    中村うさぎ……!政治的レズビアンというやつでしょうか。でも「欠損を埋めるため」という理由だと、どんな人間関係もどうにもならんのでは?安住の地は性愛以外にもあると信じたい。
  • 「なんか怒ってる?」 - ohnosakiko’s blog

    昔、ある男性と議論していた時のこと。 相手からツッコミが入り、反論した。自分にとって重要なテーマだったので、喋り方に熱は入っていたかもしれない。熱が入ると私はやや早口になる。 喋り終わった後その人は突然、 「大野さん、今、なんか怒ってる?」 と言った。 「え? 全然。なんで?」 「いや、夏の嵐みたいだなと思って(笑)」 「夏の嵐」たって、ヴィスコンティの映画ではない。アリダ・ヴァッリのような情熱的な女性ですねと褒められているのではない。通り過ぎるまで待つしかないという意味だ。 急速に、寂しいとも虚しいともつかない感情に襲われた。嵐のような喋りなどしたくてもできない。声だって大きくないし。少し丁寧に反論しただけで怒ってもいない。それともどっか棘があったのかな。 私が黙ってしまったので、彼は隣の人と世間話を始めた。 そういうことが数回あって、一つの事実に気づいた。 議論の最中相手の発言内容につ

    「なんか怒ってる?」 - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/06/01
    あるあるあr。反論したいときも、穏やかにかつ「あなたのためを思って」という態度でやらねば人は聞いてくれない。難しい。
  • 私信 - ohnosakiko’s blog

    一方が「おばさん」連呼してこちらの眉をヒクつかせれば 一方は「おばさん」タイトルの記事連発でこちらの血圧を上げ、 真似したとかしないとかくだらんことで揉めた上に、 大野の大おばさまと読み替えてくれだのMadame Sakikoと呼ぼうかだの、 とてつもなくしょうもないことを書いてるそこの男子二人。 普通にidで呼べ!! わかりましたね。 ●5/26追記 もうコメントも出尽くした感ですが、この後書き込みされた方には水曜夜〜木曜までお返事できませんので、どうぞあしからずです。

    私信 - ohnosakiko’s blog
    yuimoke
    yuimoke 2008/05/25
    takisawaさん流の愛情表現……??
  • 13歳の女子世界 - Ohnoblog 2

    中学生の女子に、絵を教えている。絵というか、簡単なデッサンの手ほどきといったところ。高校で美術科に進学するかもしれないので時々見てもらいたいということで、親御さんから相談されて引き受けた。私も高校から美術科出身だ。 女の子の名前を仮にアキちゃんとしておく。アキちゃんは今度中二になる。 昔、個人的に子どもを集めて造形教室をやっていたことがあった。名古屋在住の友人やその知り合い関係の、3歳から小一くらいまでの子ども達6、7人。私の自宅はやや遠方だったので、名古屋市内の実家の一室を借りていた。そこに、当時まだ幼稚園児だったアキちゃんも来ていた。 作業中は子ども達から目が離せないので、小さい子どものトイレにつきそってやる役はうちの母。アキちゃんはその時一人っ子だったせいかちょっと甘えん坊で、用を足す間も、母に傍にいてもらいたがったらしい。便座に腰掛けながら、トイレのタイルとトイレットペーパーを指差

    13歳の女子世界 - Ohnoblog 2
    yuimoke
    yuimoke 2008/04/03
    オタクっていうと過激なイメージあるだろうが、こういう子も多い。私はBLに走らず友人と二次元の女の子話ばかりしていたが。
  • オバちゃん的な、あまりにオバちゃん的な - ohnosakiko’s blog

    散々叩かれた倖田來未の「35歳を過ぎると羊水が腐る」発言に、テレビで西川史子がめちゃくちゃ怒っていて、そのキレっぷりを「自分の問題から目を逸らしている」と批判する「倖田來未、かわいそう」という記事があり、それに「西川史子、かわいそう(倖田來未関連)」という異論(主旨にはほぼ同意)が出、そこに西川批判者からコメントは寄せられたのに、批判者の元記事は削除されてしまった、という変なことが起こっている。 ブクマにあった魚拓http://s02.megalodon.jp/2008-0210-2227-58/d.hatena.ne.jp/eco1/20080210/p1で読めたが、コメント欄で礼と共に、「みなさん両エントリを読まれてバランス感覚をどうぞ養われてね」とまで書きながら、トラックバック機能も切り記事も削除って‥‥何があったのでしょう。気になる。*1 倖田発言については、「若いけど、中身はオバ

    オバちゃん的な、あまりにオバちゃん的な - ohnosakiko’s blog
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