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ブックマーク / easy.mri.co.jp (24)

  • 世界に誇る日本の組込みシステム技術

    6月13日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した小惑星探査機「はやぶさ」が7年にわたる航行を終え、地球に帰還した。月以外の天体との往復は世界初の快挙である。地上とはやぶさ間では、通信時間が数十分にも及ぶため、カメラやセンサーなどから取得した情報を元に、地球からの命令を待たずに軌道や姿勢の制御を行う必要がある。そのため、はやぶさにはこれらの制御を行うためのコンピュータシステムが搭載されている。 このように、特定の機能を実現するために、機器に組み込まれるコンピュータシステムを組込みシステムと言う。2011年から運行を開始するE5系新幹線列車の愛称が小惑星探査機と同じ「はやぶさ」に決定したが、新幹線も組込みシステムによって制御されている。他にも携帯電話、洗濯機、自動車なども、組込みシステムによって制御されている例である。 はやぶさ探査機に搭載された組込みシステム はやぶさ探査機には小さな小

    yuiseki
    yuiseki 2010/07/26
  • メタ集合知に訊け!

    現代は情報大爆発の時代だという。情報量があまりにも多くなりすぎて、巷に溢れる情報を上手に取捨選択して利用する能力が求められるようになった。爆発する情報の洪水を乗り切るための「情報大航海」プロジェクトも進められている。 情報大爆発に留まらず、もはや「情報パンデミック」という人もいる。パンデミックとは、感染症や伝染病が感染力の閾値を越えて世界的に流行することを表す言葉だ。確かにスパムメールの横行やコンピュータウィルスの蔓延に悩まされている現実に目を向けると、不謹慎かもしれないが情報パンデミックとは言い得て妙という気もする。 Web2.0時代の集合知 Web 2.0時代に突入してからというもの「集合知」や「群集の叡智」といったキーワードで様々な技術が語られるようになった。しかしその多くは最終的に個々の情報、ミクロの知識に収斂する方法論である。ページランク、ソーシャルブックマーク、人力検索、○○検

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    yuiseki 2008/09/19
  • 知識共有技術としてのオントロジーとソシオロジー

    知識管理という言葉が注目を浴びるようになったのは、1990年代後半のことである。 当時は、知識創造プロセスのマネジメントとしての理論的な探求の一方で、 企業や組織内における知識管理の具体的な実践に関しては、 つまるところ、ドキュメント管理やコミュニケーション手段の確立にあった。 1999年に米国で知識管理の実態調査を行ったことがあるが、 特に実用的アプローチを重視する米国では、 知識管理=ドキュメント管理と最初から決めてかかっているところが印象的であった。 知識管理基盤技術として注目されるオントロジー技術 さて最近、 必要があってここ数年の知識管理の国際会議の予稿集を見ていて気づいたことがある。 以前に比べて、知識共有や知識伝承、コミュニケーション手段の基盤技術として、 オントロジーをベースにした研究が非常に多くなっている (正確に数えたわけではないので、あくまで感覚的なものだが、たとえば

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    yuiseki 2008/03/08
  • ワンダフル・セカンドライフ

    セカンドライフについては誰もが何かを言わないと気が済まないようだ。昨年末くらいから、この仮想三次元空間を国内の各種メディアがこぞって取り挙げている。Mixiが上場し、YouTubeは買収され、さあ次はなんだというところで浮上してきた、ちょうどいい題材なのかもしれない。あるいは仮想三次元空間という魅力的なテーマについて、誰もが一言持っている証だろうか。 コラムも、数あるセカンドライフについての考察の一つである。もっとも、セカンドライフの話は読み飽きたという人も多いだろう。だから今回は結論を先に書いておく。「セカンドライフのプログラミング言語は面白い」 ビジネス環境としてのセカンドライフ セカンドライフというと、なぜかビジネスの話ばかりが先行しているの現状である。IBMやロイター、トヨタや日産、ブックオフ、Mixi、あれやこれやがセカンドライフに参入したというニュースは毎日のように聞こえてく

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    yuiseki 2007/06/19