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ブックマーク / alwaysthrashed.blog70.fc2.com (14)

  • ヘドバンしながらエロ漫画! エロ漫画の構造と多様性に関する私的考察 ②キャラクター、特にヒロインとコンテクストとの不可分性

    どうも管理人のへどばんです。仕事多忙(主に長期出張の多さ)につき、更新頻度が寂しい状況が続いており、管理人としてお詫び申し上げます。単行レビューも溜まってしまっているのですが、日は「エロ漫画の構造と多様性に関する私的考察」というタイトルの考察記事シリーズの第2回を書きたいと思います。これもなかなか時間を要するので、ちゃんと完結させられるのか不安ですが、機会を見つけて不定期ながらも連載を続けていきたいと考えております。単行レビューを期待されている方には申し訳ありませんが、前回書きました通りに、レビュアーとして私なりのけじめを付けるための活動ですので、お付き合い願えれば幸いでございます。  さて、前回第1回目の記事では「作品を規定するセックスへの阻害要因と促進要因」のタイトルで、エロ漫画作品の文脈においてセックスへの“阻害要因”と“促進要因”が非常に重要であり、作品の構造そのものを強く規

  • ヘドバンしながらエロ漫画! エロ漫画の構造と多様性に関する私的考察 ①作品を規定するセックスへの阻害要因と促進要因

    どうも管理人のへどばんです。ここのところ、平日のレビューの更新頻度が下がりっ放しで大変申し訳ありません。 昨年の秋から業の方で責任のあるポストになったこともあり、この状況が改善される見込みはあまりなく、正直、ブログを何時まで続けられるのかも不安に覚える面はあります。 勿論、突然更新停止といったことで迷惑をおかけすることはありませんし、そもそも好きでやっていることですので細々とでも続けようとは思っておりますが、何時“終り”が来ても大丈夫な様に自分の活動に関して何らかの総括を付けておくことは必要だとも考えております。 ラストまで淡々と単行レビューを重ねていくこともこのブログらしいかなぁと思いますが、同時にこれまで同人誌等でやってきましたエロ漫画評論の方で一つまとめをしたいと考えております。  僕がやっていることが、批評・評論の水準に達しているのかについてはあまり自信はありませんが、レビュー

  • ヘドバンしながらエロ漫画! 岡田コウ『せんせいと、わたしと。』

    せがわまさき先生(原作:山田風太郎氏)の『十~忍法魔界転生~』第1巻を読みました。過去に故・石川賢先生の漫画版もある、山田風太郎氏を代表する作品のコミカライズですが、『Y十M~柳生忍法帖~』も描いているせがわ先生なので安心の漫画化ですな。 しかし、せがわ先生の描く女性は何とも艶っぽくてたまりませんなぁ。  さて日は、岡田コウ先生の『せんせいと、わたしと。』上下巻(ヒット出版社)のへたレビューです。なお、先生の前単行『好きで好きで、すきで』(ヒット出版社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。 不器用で一途な恋物語と凶悪な陶酔感に溢れるエロ描写で魅せる長編ストーリーとなっております。  収録作は、言葉少なで不器用でありながら主人公である男性教師に対して非常に積極的なアプローチをかける少女と、彼女の行為・関係に激しく葛藤しながら徐々に惹かれていく男性教師の恋愛模様を描く長編「ぶ

  • ヘドバンしながらエロ漫画! スミヤ『SAYAONARA FAIRIES』

  • ヘドバンしながらエロ漫画! クジラックス『ろりとぼくらの。』

    TVアニメ版『新世界より』第8話「予兆」を観ました。タイトルにある通り、一見平穏な日常に戻れたと思えた主人公達を襲う変異の予兆が徐々に見えだしてくる回でしたね。 アニメ版だけだと、どうにも理解の及ばないところもあるので原作小説を買って読み始めたのですが、「あー、なるほど、そういうことだったのか」と感じる部分が多く、両方楽しむのがベターなのかもですね。  さて日は、クジラックス先生の初単行『ろりとぼくらの。』(茜新社)のへたレビューです。いやはや、やっとこさの初単行というか、舞った甲斐があったというものです。 キュートなロリっ子が蕩けまくるエロシーンと明暗問わずに踏み込みの強いシナリオ運びが楽しめる1冊となっております。  収録作は、大学で同じくロリコン趣味で相当の駄目人間と出会った主人公は彼と奇妙な友情を深め、歪んだ欲望を解放して女児を連続強姦する自動車旅行を始める短編「ろりともだち

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  無望菜志『触愛』

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  いトう『狂淫免許』

    羽生生純先生の『俺は生ガンダム』(角川書店)を読みました。久々に「これは怪作だ!」と思った1冊です。溢れ出る程のB級・C級テイストと以外に熱いストーリー展開は見事。 ガンダム世界のモビルスーツや各種兵器を、かなり無理矢理ながらも顔のパーツそのものはしっかりと活かして人面にしてしまう造形力は凄まじいものがありましたな。 さて日は、いトう先生の『狂淫免許』(一水者)のへたレビューです。なお、先生の前単行『狂姦地獄』(ティーアイネット)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。 苦痛と恐怖に満ちた凌辱エロとその脇を固める冷たく乾いた物語に何とも言えない溜息が出る作品集となっています。 収録作は全て短編で6作。1作当りのページ数は22~26P(平均24P強)としっかりとしたボリュームですが、いずみレーベルの常として単行としての厚みは弱め。 ただ、読み手を拳骨で乱打するが如くの暴力性と

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  ハッチ『家族快楽』

    高田裕三先生の『CAPTAINアリス』第2巻(講談社)を読みました。中学生達の爆弾ハイジャックとはまた思い切ったトラブルを持ち込んできましたなぁ。 アリス嬢のギザギザトゥースでのイヒヒヒ笑いも健在です。可愛いよね。あと、ハイジャック編に登場する目付きの悪いスッチーさん(死語)がお気に入りです。ところで、管理人は未だにフライトアテンダントという言い方に馴れませんな。 さて日は、ハッチ先生の『家族快楽』(ヒット出版社)のへたレビューです。先生の前単行『しょがくせ』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。 ほのぼのお気楽系から激烈ヘビィなシリアス系まで様々な筆致で魅せる近親相姦模様が詰まった1冊になっています。 収録作は、かつて不義の肉体関係にあった妹が父との間に子供をもうけてしまって始まる家族の崩壊を描く中編「家族崩壊」全4話(←参照 家族会議にて 同作第2話より)+カバ

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  海野螢『大人の手がまだ触れない』

    やっとこさ帰京しました。ぼちぼちレビューを再開しますが、1週間近く書いていないと筆力が落ちていそうでおっかなびっくりです。 まぁ、レビュー能力の低さは元よりなので、再びよろしくお付き合い下さい。 さて日は、海野螢先生の『大人の手がまだ触れない』(オークス)のへたレビューです。夏の風を感じさせる爽やかな表紙ですなぁ。 テーマやSF的なアイディアを丁寧に盛り込んだ厚みのあるプロットと独特の魅力のある叙情的な絵柄とが楽しめる傑作短編集です。 収録作は全て短編で6作。数こそ少なめですが、1作当りのページ数は20〜38P(平均33P)と結構なボリュームがあります。 いずれ劣らぬ良作揃いであり、ニ読三読を誘う構成の妙があるためじっくりと楽しめる作品集だと言えるでしょう。 人型ロボットの登場する短編「ロボットのゆりかご」(←参照 “嘘”はこの作品のキーフレーズ)に代表されるように、SFの要素を盛り込

    yuiseki
    yuiseki 2010/04/12
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  海野螢『アンバランスな制服たち』

    桜を初めとして花が咲き誇る季節になってきましたなぁ。キリシマツツジ、雪柳、日向ミズキ、木蓮と全部大好き。 日曜日はお弁当でも作って友人と花見に洒落込みたいものです。しかし、3月内に桜が満開とはやっぱり温暖化なんでしょうかなぁ。入学式に散ってたら寂しいでしょうに。 さて日は、海野螢先生の『アンバランスな制服たち』(松文館)のへたレビューです。海野先生の前単行のへたレビューもよければご参照下さい。 エロティックな白昼夢とありふれた現実を彷徨う短髪少女達を陰陽混ざり合う情念を以て描きだす作品集です。 収録作は全て短編で11作。1作当りのページ数は全て16Pでボリューム感には欠けています。 しかし、個々の作品が短くまとめられていることによってミステリアスな空気の味わいが凝縮されている感があり、読後の満足感はむしろ高まっている感があります。 また、読者の心を幻惑するシナリオ展開が生む独特の不安定

    yuiseki
    yuiseki 2010/04/12
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  海野螢『貧ショージング・ストーリーズ』

    TVアニメ『Angel Beats』第2話「Guild」を観ました。前半がややテンポの悪いコメディパート、後半がゆりの過去に迫るシリアスパートと、それぞれ結構雰囲気が違っていましたな。 何でしょうねぇ、ちょいエロなシーンとか、(大きな)男の子大興奮の秘密メカ登場とか、結構グッとくるパーツは取り揃えられているんですが、30分に詰め込んで全体として上手くまとめてるかはちょい疑問ですな。 さて日は、海野螢先生の『貧ショージング・ストーリーズ』(久保書店)のへたレビューです。昭和レトロの子供向けSFみたいな表紙絵がクールですなぁ。なお、先生の前単行『アンバランスな制服たち』(松文館)のへたレビュー等もよろしければご参照下さい。 相変わらずのコダワリを示す貧乳ショートガールと彼女達がチアフルに動き回るSFワールドを楽しめる作品集です。 収録作は全て読みきり短編で10作。カバー裏には毎度お馴染み

    yuiseki
    yuiseki 2010/04/12
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  バー・ぴぃちぴっと『小中ロック』

    某所での間抜けな発言をお役立ち情報のオチにして頂いてどうもありがとうございます(笑。僕も無造作にピッと剥がすわけではなく、ゆっくり剥がす派なんですが。 あと、エロ漫画を1日1冊も買っていないですよー。新作は平均して1日に0.8冊程で、加えて絶版になった中古単行や雑誌をちょこちょこ買うと、アレ? さて日は、バー・ぴぃちぴっと先生の初単行『小中ロック』(茜新社)のへたレビューです。なんでも、バー・ぴぃちぴっと先生は“バーピィ”先生と読んで欲しいそうですよ。 それはともかく、楽園と奈落が同居する奇妙な世界観の中で繰り広げるロリータさん達とのエッチを楽しめる作品集ですよ。 収録作は、マイペースな中○生少女・なっちゃんと幼馴染で年下の男の子の直クンのカップルのラブラブで微笑ましい日々を描く「強引ぐマイウェイ」全2話(←参照 同作第1話より)+短編5作。なお、(性的な意味ではなく)エライことにな

    yuiseki
    yuiseki 2009/08/08
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  幾夜大黒堂『姉と女装とエロ漫画家』

    yuiseki
    yuiseki 2009/03/30
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  雨がっぱ少女群『あったかく、して。』

    07年12月〜08年3月と短命だった旧ブログから引っ越す際に、質の低い初期のレビューを放棄したのですが、その中に雨がっぱ少女群先生の初単行のレビューもあり、もう一回書き直したいなぁと思っています。 ただ書くのが遅くて新刊レビューで手一杯なんですが(溜息。 というわけで、日は雨がっぱ少女群先生の2冊目『あったかく、して。』(茜新社)のへたレビューです。初単行が生んだ期待を全く裏切らない出来でした。 少女性愛および“異形としての少女”達の甘く優しい幻想性と鋭利な現実性の両方を巧みな筆致によって描き上げる作品集です。 収録作は、幽霊になってしまった少女と生前の主治医の男性とが二人きりのラブラブ生活を謳歌している所にエクソシストの少女が現れてひと悶着な中編「パジャマパーティー」全3話(←参照 第1話より)、および短編6作。カバー裏のおまけ4コマとイラストも必見。 1作・話当りのページ数は20

    yuiseki
    yuiseki 2008/09/21
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